クスリのアオキの薬剤師求人傾向

中途採用 公開求人多数

クスリのアオキは、中途採用の公開求人が多数出回っています。2015年12月20日時点で、ドラッグストア・調剤専門薬局を合わせた店舗数は298店舗。そのうち調剤薬局が6店舗、調剤併設のドラッグストアが154店舗、OTCのみのドラッグストアが138店舗です。

2016年1月時点での、マイナビ薬剤師の公開求人数は196件。そのうち151件が調剤併設ドラッグストアの求人で、OTCのみのドラッグストアが38件、調剤薬局の募集が8件となっています。かなり多くの求人がありますね。

これは公開求人だけなので、非公開求人があるならば、それも合わせてかなりの数になるでしょう。クスリのアオキの公式採用ページでも中途採用が行われています。中途採用で転職するには、かなり入職しやすいです。

新卒採用の枠少ない

中途採用の数が多いと述べましたが、一方新卒採用はどうなっているのか。リクナビ2016のクスリのアオキの採用情報ページを見てみると、薬剤師の募集は45名でした。中途採用でかなり多くの募集があったのに関わらず、新卒採用は少ないですね。

総合職は150名となっていますが、その3分の1程度しか新卒採用の枠がありません。新卒採用は、リクナビからのエントリーまたは公式採用ページからのエントリーが可能です。個人面談によって選考されるというシンプルな採用方式になっています。

クスリのアオキで働く薬剤師のお給料

正社員

クスリのアオキで働く薬剤師、正社員の給料は30代でだいたい500万円程度です。新卒の場合、薬剤師の初任給は30万1,400円になっています。これは薬剤師手当10万円を含む月給ですね。ボーナスなどを含めると、初年度の年収は400万円から430万円程度でしょう。

そこから昇給していくと、30代では500万円程度になるということですね。中途採用としてクスリのアオキに応募する場合は、30代で500万円という金額を目安にして考えましょう。中途採用の求人は、具体的な給料の公表をしていません。

経験・年齢・能力によって考慮としているので、上記を参考に自分で目安を考える必要があります。

クスリのアオキは、年収がアップしやすいかと疑問に思う方もいると思いますが、答えはYESであり、NOです。「ただ働いているだけでは年収アップできない」のですが、年収アップに向けて目標立てして働きやすい制度が整っています。

評価制度が「ベーシッククラス1~3」「ミドル」「アッパー」といった細かい段階付けされているので、現在の自分の能力と立ち位置がわかりやすいです。クラスがあがると年収もあがるので、年収アップの目標を立てやすいですね。

そういう意味では、年収アップがしやすいかもしれませんが、努力次第です。

パート・アルバイト

クスリのアオキのパートの時給は、2,000円から3,000円で労働条件によって左右されるとのことです。公式採用ページにはアルバイトの時給についても書かれていますが、バイトはどんな条件でも時給2,000円となっています。

パートの給料が2,000円から3,000円というのは、ドラッグストア・薬局チェーン業界全体から見ても高いほうです。下限が1,800円で上限が2,500円というのが相場ですから、相場よりも高い範囲で時給が設定されていることがわかりますね。

下限も上限も高めです。

クスリのアオキの特徴

クスリのアオキは、ブランクのある薬剤師への支援体制が整っています。別業種で働いていて退職してからかなりのブランクがあるという人も多く働いています。そういった人でも、事前に研修を受けることができるので、復職しやすいです。

キャリアアップの機会もたっぷりと用意されていますし、「調剤」と「OTC販売」どちらを担当するのかは本人の希望次第です。働きやすい体制が整っていると言えますね。

希望で調剤かOTCかを選ぶということですが、クスリのアオキには2ヶ月間の仮配属期間があるのです。その期間で調剤やOTC薬品について学んで、業務に関わっていきます。そうして一通り業務を体験してから、「調剤のほうが合うなあ」「OTCのほうが合うなあ」という感じで決めることができるのです。

また、将来性に関してですが、クスリのアオキは経営が安定しており、「上場企業」というくくりになっています。将来性は十分にあると言えるでしょう。