奈良県薬剤師会の特徴と利用方法
概要
奈良県薬剤師会は、奈良会営薬局と薬事情報センター及びその付属施設と七つの部会で成り立っています。部会には、開局薬剤師部会・制約薬剤師部会・学校薬剤師部会・病院勤務薬剤師部会・行政薬剤師部会・卸勤務薬剤師部会・学術情報センターがあります。
それぞれの部会の概要については、奈良県薬剤師会ホームページにて閲覧可能です。奈良県薬剤師会の会館の住所やお問い合わせ先については以下の通りになっています。
〒634-0063
住所:奈良県橿原市久米町926番地 奈良県薬業会館
電話番号:0744-22-8413
FAX番号:0744-22-2739
メールアドレス:npa@mahoroba.ne.jp
ホームページアドレス:http://www.narayaku.or.jp/
近鉄各線「橿原神宮前駅」が最寄り駅になっています。駅からだいたい徒歩10分から15分でアクセス可能です。125号線の大通りを行くだけでたどり着けるのでわかりやすいでしょう。近くには観光ホテルや郵便局などがあります。迷いそうになったら目印にすると良いですね。
入会について
入会するには、まずは県薬剤師会の事務局に連絡をしましょう。連絡をしたら、入会申込書が送られてくるので、必要事項を記入してから県薬剤師会事務局に送ると手続き完了です。入会後登録内容に変更が生じたという場合には、変更報告書を同じようにして入手し、提出します。
書類についてはホームページ上で閲覧・印刷・ダウンロードいずれも不可能なので注意しましょう。
入会金は、薬局・医薬品店舗販売業、卸売り販売業、医薬品製造業一事業所ごとに10万円・そのほかの薬剤師は3000円必要になっています。店舗を開業した人やその代表者でもない限りは、3000円というわけですね。
会費は、A会員が5万9千円・B会員が2万2千円・賛助会員が2万2千円です。それぞれ奈良県薬剤師会と日本薬剤師会の会費が合わさった値段になっています。奈良県薬剤師会の会費だけだと、それぞれ4万1千円・1万5千円・1万5千円です。
ここに薬剤師連盟の会費がA会員:1万4千500円・B会員:3,000円・賛助会員:3,000円かかります。
研修会やイベント
奈良県薬剤師会のホームページ上では、近日開催される研修会やイベントの情報を閲覧することができます。2015年11月現在は、12月行われる予定のもの・2016年1月・2月・3月で現時点行われる予定のあるものについて閲覧可能です。
詳細が決まり次第追加されていく方式になっています。それぞれタイトルだけで一覧表示されており、クリックすることによって詳細を閲覧することができるという表示形式です。制約技術研修会や、漢方研修会などが左官に行われています。
奈良県薬剤師会は、そのほかにもいろいろな研修会・講習会・セミナーを主催しているので随時チェックしておきましょう。過去にどんな研修会・イベントが行われたのかについては、詳細記事がアーカイブ配信されているのでいつでも閲覧することができます。
奈良県ならではの取り組み
これは薬剤師向けの情報開示などではないのですが、奈良県薬剤師会は奈良県ならではの取り組みを多く行っています。たとえば、奈良県というのは寺社が有名なところで、病に関係している寺社も多くあるのです。
そういった寺社と薬剤師会の活動を結びつけて、「奈良おもしろ情報」というページを運営しています。そこには薬剤と結びつけて奈良県の寺社の歴史などが紹介されており、病に関係している自社が「頭痛」「目の病」など種別ごとにまとめられています。
どのような症状にどのような仏・神様がおられるのかがわかりやすくまとめられていて、県民の薬への興味関心の手助けとなっているサイトです。奈良県で働こうと思っている薬剤師の方は、一度目を通してみても良いのではないでしょうか。
奈良県薬剤師会は、このように奈良県ならではの取り組みを一般向けに広く行うことによって薬剤への関心を持ってもらおうという取り組みをしています。薬剤師向けのサービスなどは不十分ですが、その代わり薬剤師会の会員としての活動にはやりがいがありそうですね。
奈良県病院薬剤師会の特徴と利用方法
概要
〒634-8522
住所:奈良県奈良県橿原市四条町840
奈良県立医科大学付属病院 薬剤部内
電話番号:0744-22-3051
FAX番号:0744-29-8027
入会について
入会するには、まず入会届を奈良県病院薬剤師会のホームページからダウンロードしましょう。「入会案内」と書かれたページがあるので、そこにアクセスします。そのページには、入会届をダウンロードするという項目と、送り先しか書かれていません。
入会したらどのような得点がある、年会費はいくらかかるといった情報は記載されていないので注意しましょう。得点や年会費などの情報については、奈良県病院薬剤師会の細則に書かれています。細則はホームページ「当会のご案内」から閲覧することができるのでチェックしてみましょう。
入会届はPDFにてダウンロードできるようになっています。それぞれ印刷して必要事項を記入した後、FAXまたは郵送で提出しましょう。
年会費は、正会員が3,000円となっています。その金額に日本病院薬剤師会の会費8,000円をプラスするわけです。特別会員も3,000円ですが、賛助会員だけは一口で25,000円になっています。入会時期が10月以降であったとしても、奈良県病院薬剤師会では会費の割引はしていません。
もともとの金額が他の都道府県病院薬剤師会よりも安いので、問題はないでしょう。中途入会者で、他都道府県から日本病院薬剤師会会費を支払っている場合は、3,000円のみの納入になります。
求人情報
奈良県病院薬剤師会では、ホームページ上での求人情報の掲載を行っています。この求人情報は、奈良県病院薬剤師会によって内容が保証されたものというわけではなく、登録者の責任によって提供されているものです。
また、奈良県病院薬剤師会側が人材紹介を行ったり、職業斡旋をしてくれるということもないので注意しましょう。
求人情報についてですが、ハッキリ述べると「あてにならない」ような情報です。というのも、掲載日に問題があります。2015年12月12日現在、最も新しい求人情報が2014年9月6日に登録されたものになっているのです。
1年以上も登録がないということで、現在ほとんど使われていないということが考えられます。あまりあてにせず、一度チェックしてみる程度で問題ないでしょう。
講演会情報
奈良県で行われる各種研修会やセミナーについての情報を奈良県病院薬剤師会のホームページ上で閲覧することができます。会員でなくても閲覧可能な情報が掲載されており、登録が新しい順から並んでいます。
奈良県病院薬剤師会が主催しているものは少なく、共催しているもの・単に会場が奈良県であるものが多くなっています。生涯研修についての情報は会員専用となっているので、生涯研修関連の研修会・セミナー・講習会のほうを主催しているのでしょう。
また、一般向けに閲覧可能となっている講演会やセミナーについては回数が少なく、月に2,3回程度の開催になっています。それでも単位数のあるものが開催されているので、チェックしておきましょう。会員専用ページで閲覧できるものと、一般向けでは種類が違いますからね。
会員専用情報とまとめ
会員専用情報について、更新履歴でタイトルのみなら一般でも確認できるようになっています。勉強会や学術委員会の議事録・実務実習認定のお知らせなど、各種お知らせが掲載されているので、チェックしておきましょう。
中身についてはログインしなければ閲覧できませんが、タイトルだけでも中身は想像できますからね。
また、2015年12月現在は改装中ですがメールフォームもホームページ内にあります。お問い合わせなどが気軽に行えるメールフォームになっているので、利用してみてもいいでしょう。
会費が比較的安いので、とりあえず入会してみるというのもいいですね。