富山県薬剤師会の特徴と利用方法
富山県薬剤師会は、薬剤師無料職業紹介・薬剤師研修事業・PL相談窓口・会員登録・会員の各種保険加入案内・会報誌の発酵・薬業関連団体の事務委託などさまざまな業務を行っています。ただ、ほかの薬剤師会と比べて違った取り組みがあるかというと、そうではなく、新しい活動などは行われていません。
以下、問い合わせ先です。
〒930-0018
住所:富山県富山市千歳町1丁目4番1号薬業会館4F
電話番号:076-432-2577
FAX番号:076-442-3308
メールアドレス:info@tomiyaku.or.jp
入会手続きには、以上の問い合わせ先に連絡してまず入会申込書を送ってもらいましょう。入会申込書が届いたら、必要事項を記入して返送。以上で手続きが完了です。年会費などの情報は、入会時に知ることになります。
ホームページ内に年会費などを説明する項目はないので、事前に知りたいのであれば問い合わせる必要がありそうですね。
富山県薬剤師会の求人情報
富山県薬剤師会は、薬剤師無料職業紹介を行っています。インターネット上で求人情報を閲覧可能ですが、検索できる機能はありません。また、求人情報の更新速度も遅いので、今ある求人がすべて実際に募集を行っているとは限らないので注意しましょう。
基本的に六ヶ月間は求人情報は残り続けますが、採用があった場合には情報が更新されるようですが、更新されずに残っているということもあるようです。
一覧表示には、NOと事業所名・就業場所・求人条件・連絡先・担当者名が書かれています。求人条件の欄には、業務内容と勤務時間、給料などの情報が小さく書かれているので参考にしましょう。さらに詳しい情報に関しては、富山県薬剤師会無料紹介所(076-431-5655)まで問い合わせをすると情報開示があります。
就職先が決定した場合には、必ず富山県薬剤師会無料紹介所に連絡しなければいけません。
薬草資料館
富山県薬剤師会の広報誌「富薬」には、薬草情報が多数掲載されます。そこから薬草情報だけを抜き出してホームページに掲載しています。表示形式はリスト形式の一覧表示で、五十音順で並んでいるわけではなく、広報誌NOの新しいものから並んでいるようです。
リスト内には、広報誌NOとそこで紹介された薬草の名前・効果・効能が書かれています。例えば広報誌NO314ネナシカズラの紹介だと以下のようなものですね。
【生薬】トシシ 夏から秋にかけて、果実が完熟・・・
【成分】β-carotene,・・・
【効能】漢方処方に滋養強壮剤として・・・
以上のように、【生薬】【成分】【効能】の三つの項目から説明されています。生薬として扱うにはどうすればいいのか、含まれている成分と効能がわかりやすく書かれているので、薬草の勉強になりますね。薬草の写真については、リストには表示されていませんが、薬草名をクリックすると確認することができるようになっていて便利です。
五十音順に並べ替えたり、検索ができればもっと便利なのですが、これでも勉強にはなるでしょう。
富山県薬医薬情報
富山県薬剤師会からの医薬品に関する情報・お知らせがホームページで閲覧できます。富山県薬剤師会のホームページ内では数少ない、会員でも非会員でも閲覧できる情報です。医薬品の適正使用を促すお知らせなどが多くなっています。
2015年10月に掲載されたものを例にとると「酸化マグネシウム製剤――高マグネシウム血症――」という記事が掲載されています。その中ではさまざまな症状と適正使用のための情報が書かれている。このような情報をたまに更新しているので見ておきましょう。
研修会情報などは会員専用
富山県薬剤師会は、ホームページに掲載されている情報が極端に少ないです。薬剤師会に関係している基本的な情報ですら掲載されていません。県民に向けてのイベント活動などもあまり行われていないようですし、まだまだ取り組みとしては浅いですね。
研修会の情報などは、会員専用ページにて閲覧可能となっています。ジェネリック医薬品の情報・検索システムなども会員専用です。薬剤師ではない人に対する情報開示も少ないので、会員になってみなければ全体像がわかりませんね。
富山県病院薬剤師会の特徴と利用方法
〒930-0085
住所:富山市丸の内1丁目8-15 余川ビル2F 富山県病院薬剤師会事務局
FAX番号:076-433-8806
メールアドレス:thpa-office@toyama-byouyaku.com
入会するには、まず富山県病院薬剤師会のホームページにアクセスして、入会届けをダウンロードしましょう。入会届けハワードファイルになっています。ダウンロードしたら、そのままファイルに必要事項を直接入力。メールに添付して送るのが一番簡単で楽ですが、印刷したものを郵送もしくはFAXで送っても問題ありません。
自分のやりやすい方法で入会届けを提出するようにしましょう。
年会費は、日本病院薬剤師会の会費8千円を含んで1万5千円です。他の都道府県病院薬剤師会と比べると高いですね。会員の登録は個人名で行われるものなので、施設が未加入だと施設入会届けも出さなければいけません。
施設に関しては、その施設で富山県病院薬剤師会に入会している人がいなければ、施設が自動的に退会になってしまいます。再入会の場合も施設入会届けを提出しなければならないので注意しましょう。
富山県病院薬剤師会の求人情報について
富山県病院薬剤師会のホームページの上部メニューバーに「人材バンク」というメニューがあります。それをクリックすると、薬剤師人材バンク(求人情報)が閲覧できるページにアクセス可能です。最初に利用規約が出てくるので、よく読みましょう。
内容としては「プライバシー保護に配慮すること」「掲載されている情報の責任は登録者にある」というようなことです。掲載されている求人情報に関して、富山県病院薬剤師会が斡旋をすることや人材紹介を行うこと・質問に受け付けることはしてません。注意しておきましょう。
求人情報閲覧ページにアクセスすると、求人情報が一覧で表示されます。新しいものから表示されますが、一覧に表示されている日時がアベコベです。2014年と書かれていても、2016年の求人を出しているということがあるので、タイトルや内容をよく読むようにしましょう。
タイトルには、施設名と場合によっては「○○年度募集」と採用予定の年度も書かれていることがあります。そういったところに注意して求人情報を閲覧するといいですね。
求人情報には、問い合わせ先や施設のホームページへのURLなどが貼られているので、そちらも確認するようにしましょう。富山県の病院で就職・転職を考えている薬剤師は、一度チェックしてみるといいかもしれませんね。
行事カレンダー
学術講演会や、緩和ケア研修会などの行事カレンダーを一般向けのホームページで閲覧することができるようになっています。ここで閲覧できるのは、どの都道府県でも行っているような日本病院薬剤師会の認定制度研修会情報のみです。
富山県病院薬剤師会が主催・共催している研修会については会員のみが参加できるものとなっているので、一般向けページに情報が掲載されていません。そういった情報は会員登録してから閲覧することができます。
そのため、ここでは学術講演会がだいたいどの時期に行われているのかをチェックしておくことになるでしょう。一般向けの薬剤師フォーラムや、精神科勉強会など、各種勉強会の情報も記載されているので、それも合わせてチェックしておくとなお良いですね。
入会前にそのようなことについてチェックしておきたいという人は、このページを利用するといいかもしれません。
読むくすり箱
富山県といえば薬、薬といえば富山。そんな富山県病院薬剤師会が発行している一般向けの情報誌「読むくすり箱」が富山県病院薬剤師会ホームページ上でアーカイブ配信されています。
薬剤師からすれば常識的な内容になっていますが、富山県病院薬剤師会がどのような取り組みを行っているかを知るための良い材料となるので一度はチェックしてみるといいかもしれませんね。