化粧品メーカーの薬剤師求人

化粧品メーカーは、薬剤師の職場としてかなり人気の部類に入ります。ただし、求人は転職サイト経由の非公開求人ばかりなので、かなり大変な思いをしたという薬剤師の方が多くなっています。

化粧品メーカーの薬剤師求人の現状

競争率が高すぎる
化粧品メーカーの薬剤師のポジション。設けていないところもありますが、設けているところも多くあります。需要はかなりある分野なのですが、競争率はとても高いです。

常に、求人の数を応募者の数が大幅に上回っているという、薬剤師不足と言われている中では信じられないほどの競争率。求人を出せばすぐに定員が満たされ、即募集終了なんていうこともあります。

もしも転職サイトなどで求人を紹介してもらった場合、すぐに対応しましょう。そのために、準備は常にしておくと良いですね。常に最新の履歴書を用意しておく、スーツをきっちりとクリーニングに出しておく。それをしているだけでも、かなり変わります。

ともあれ、なかなかうまく求人に飛び込むことができないので、就職活動や転職活動は長期戦になるだろうということをしっかりと念頭においておくことをおすすめします。

化粧品メーカーの薬剤師転職状況

化粧品メーカーに転職したいという人は多いですが、化粧品メーカーは離職率が低く、化粧品メーカーからの転職はあまりありません。

離職率がとても低い化粧品メーカー業界

化粧品メーカーで働く薬剤師の離職率はとても低いです。化粧品メーカーは、化粧品について研究できる場所。ほかのところでは化粧品の研究はしませんよね。女性だとそんな理由が多いです。

男女共通している化粧品メーカーで働く理由・離れたくない理由は、たとえば学部時代の研究が化粧人分野に活かされているからだとか、活かせそうだから(活躍できそうだと踏んで)というのが多くなっています。

また、研究職は薬剤師の花形というイメージがやはりあり、花形でかつ珍しい分野である化粧品メーカーの研究開発職というのは、とてもとてもがあります。

薬剤師の化粧品メーカーへの転職は難しい?

化粧品メーカーへ転職したいという場合、特に研究開発に携わりたいという場合は、狭き門をくぐり抜けなければいけないことを覚悟しておかなくてはいけません。

その門の狭さは、まるで猫の抜け道のよう。ただでさえ、研究職というのは薬剤師の中でも狭き門と言われている職種であるにも関わらず、化粧品メーカーは扱うジャンルが特殊。

今までの職場で培ってきた経験などをあまり活かすことができない。求人も非公開求人ばかりとなっていて、転職サイトを利用するしかない。そういったことから、化粧品メーカーへの転職は茨の道になっています。

薬剤師が携わる仕事は、化粧品開発の根幹を担ってはいます。ただし、それはほかの分野・・・工学部や農学部出身の人に取って代わられてしまう可能性もある仕事。

薬剤師だからというのは、薬事法に関する内容申請くらいのものです。だから余計に、化粧品メーカーでは薬剤師は就職しにくいし転職しにくい、そして、大切に思ってもらいにくいのです。

まとめ

化粧品メーカーの求人は非公開求人がほとんどで、競争率も高いから長期戦を覚悟することが必要。転職をするにも、とても門が狭くてすんなりいくとは限らないということでした。

それでも、化粧品メーカーでは調剤薬局やドラッグストアでは経験できないこと、研究できないことをすることができます。苦労してまで化粧品メーカーに入る価値は、「興味がある人なら」存分にあるでしょう。転職サイトスなどをたくみに利用して、有利に求人を見つけるといいですね。