未経験でもパート・バイトで働ける薬剤師の仕事

業種や店舗によりますが、未経験でも、パートやバイトで働くことができます。

調剤未経験ならドラッグストアから入ってもいい

調剤業務が未経験だけど調剤薬局で働きたいという人はかなり多いでしょう。その場合、いきなり調剤薬局で働いても良いのですが、不安なら調剤室併設のドラッグストアで働くという選択肢をとることも考えていると良いです。

ドラッグストアだと、他の雑務的な業務もすることになりますが、だからこそ未経験にはおすすめ。調剤業務をゆったりとしたペースで学ぶことができます。まず、調剤薬局に比べると併設型ドラッグストアに処方箋を持ってくる日とは少ないです。

そのため、自分のペースで学ぶことができます。経験者なら雑務もやらなくてはならなくなるドラッグストアにプライドが傷けられるという人もいますが、未経験だとそんなこともありませんね。

中小の門前薬局なら安心

調剤業務未経験で調剤薬局で働く場合、敢えて中小の門前薬局を選ぶというのも良いですね。門前薬局というと、品目数が多くて忙しそうなイメージがあります。確かにそうなのですが、中小だとそれほどでもありません。

中小の門前薬局はそれほど忙しくなく、処方箋枚数が一日に50枚・60枚程度であることが多いです。大きな病院で、大手のチェーンの門前薬局だと1200品目あってさらに処方箋枚数が120枚を超えていることなんてザラにあります。

そこまで大きくなくて、中小企業が経営している薬局だと品目数はともかく処方箋枚数が少ないことが多いです。品目数は多いと最初は大変かもしれませんが、敢えて品目数の多い門前薬局を最初に選ぶことによって、転職するときに楽になります。学ぶことが多いです。

ゆったりとしたペースで働きながら、しっかり勉強をすることができるのでおすすめ。

ただ、中小の門前薬局は少人数で営業されているところが多いので、人間関係でこじれてしまうと少し大変です。結構人間関係のトラブルで転職してしまう人が多いので気をつけましょう。

大手だけど、中心地から外れた薬局

大手は研修制度が充実しているという点が良い点です。その分厳しくなりますが、責任ある仕事をするわけですから、厳しいくらいがちょうどいいですね。ただ、大手で街の中心地だったり門前薬局だったりすると、あまりにも忙しいです。

そのため、中心地から少し外れた大手の薬局で働くことをおすすめします。少し外れたところでも、大手チェーンの店舗というのは結構多くあるのです。むしろ、外れているところに多いと言えるかもしれません。中小企業が手を伸ばせないようなところでも、大手なら余裕があって手を伸ばすことができますからね。

少し通勤に不便かもしれませんが、しっかりと研修してもらうことができるのでおすすめです。

未経験で採用されるには?

志望動機が命

未経験で採用されるには志望動機が命になります。経験者だと過去の経験が重要視されるのですが、それが無いということは未来に期待するしかありません。採用段階において未来を垣間見ることができるのが、志望動機。志望動機はきっちりと考えるようにしましょう。

未経験だけど頑張って勉強するという旨をしっかり伝えると良いですね。むしろ「勉強させてください」とお願いしてみても良いかもしれません。人によってはマイナスになるかもしれませんが、たいていの人は熱意があるとプラスに受け取られます。

そうして熱意を伝えることによって、真剣に働いている自分の姿を相手にイメージさせるわけです。

未経験OKなところは結構多い

未経験OKなところというのは、意外と多いです。薬キャリにて、全国のパートの求人を見てみましょう。2015年11月現在、全体数は18,812件。そのうち未経験可能というタグを付けているのが9741件。つまりは半数です。

公開求人の半数は未経験でもOKとしています。他のサイトで探すともっと割合が大きいこともありますし、地域で探してもどの地域であっても見つかります。

まとめ

未経験でもバイト・パートなら薬局・ドラッグストアなどで働くことができます。志望動機にだけ気をつけて求人に応募するようにしましょう。

働く職場選びも重要なので、最初の方の項目の内容を参考にして、自分に合った職場を見つけると良いですね。