鹿児島県薬剤師会の特徴と利用方法

概要

鹿児島県薬剤師会は、離島を含めると14の地域薬剤師会があります。平成24年時点での会員数は1830名ほどとなっていて、ありとあらゆる職種の薬剤師が加入している団体です。職種別の薬剤師会は設けられていません。薬剤師会の住所や連絡先などは以下の通りです。

・公益社団法人鹿児島県薬剤師会
〒890-8589
鹿児島県鹿児島市与次郎2丁目8番15号
電話番号:099-257-8288
FAX番号:099-254-6129
メール:kayaku@kayaku.jp
・鹿児島県薬剤師会薬局
〒890-0075
鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目20番7号
電話番号:099-275-1112
FAX番号:099-275-2531
開局時間:月曜日から金曜日の8時30分から17時30分まで

薬剤師会薬局では、薬学生の実務実習などを行っています。そのほか、保険調剤医薬品の備蓄センターなどがあるので、薬学生・薬剤師でも利用することがあり、覚えておくべき施設のひとつです。

入会について

入会届けなどは正会員・賛助会員・特別会員それぞれ会員種別ごとにワードファイルでダウンロードが可能になっています。そのほか、薬剤師賠償責任保険の手続き資料・会員証申し込みなどの情報がPDFファイルで閲覧可能です。

入会金については、正会員のみにかかってくるもので一律5000円です。会費区分はA・B1・B2・B3と4つに分かれています。Aは管理薬剤師や薬局を開設した薬剤師で、B1はそれ以外の勤務薬剤師。B2は病院・診療所・老後施設・行政の薬剤師。B3はA会員の家族で同じ事業所に勤務している薬剤師です。

会費はそれぞれ以下の通りになっています。

  • A会員:会費:3万6千円 保険薬局負担金:5千円 学術大会負担金:5千円 学薬負担金:3千円
  • 薬連:1万6千円 日本薬剤師会会費:1万8千円

  • B1会員:2万円・ナシ・5千円・3千円・5千円・7千円
  • B2会員:1万4千円・以下、B1と同じ
  • B3会員:8千円・以下、B1と同じ
  • 賛助会員1:必要なし
  • 賛助会員2:必要なし
  • 賛助会員3:8千円
  • 賛助会員4:1万2千円
  • 寿会員:ナシ・5千円・5千円・3千円
  • 特別会員:1000円

鹿児島県薬剤師会の求人紹介

鹿児島県薬剤師会は、薬剤師無料職業紹介所を運営しています。薬剤師会館の中にあって、県内での就職を志す薬剤師であれば誰でも利用することが可能です。求職するのであれば、まずは求職登録をします。電話・FAXやメールにて連絡すれば、求職票が送られてくるので、会館にまで行かなくても問題ありません。

登録したら、今度は鹿児島県薬剤師会ホームページにて求人情報を閲覧しましょう。求人検索機能があるので簡単に検索できます。情報は九州各県のものが検索可能です。求人情報にアクセスすると、最初にログイン画面が表示されますが、ログインしなくても検索はできます。

検索する県・市区郡・事業内容(薬局・病院など)・職種(管理薬剤師・調剤・在宅訪問など)・勤務形態(常勤かパートか)・休日(週休二日か、日曜日かなど)を指定して検索可能です。検索によって表示されるのは、受付NO・市区郡・業種・職種・勤務形態・勤務時間・休日のみとなっています。

求人情報の詳細に関しては提供してもらうことが可能です。面接を希望する場合は、職業紹介所が仲介してくれるようになっています。

鹿児島県薬剤師会独自の認定制度

鹿児島県薬剤師会は独自の認定制度を設けています。禁煙支援薬剤師・緩和医療研修認定薬剤師・栄養療法研修認定薬剤師の三つの認定制度があり、それぞれの情報についてはPDFファイルなどで閲覧可能です。

鹿児島県薬剤師会は特に禁煙支援などについて力を入れているので、独自認定制度を利用してみてもいいかもしれません。県内であれば優遇されることが可能です。

無菌室の共同利用

鹿児島県薬剤師会は、薬剤師会薬局内で無菌室の共同利用を行っています。ただ、無菌室に入室可能なのは所定の研修を終了した薬剤師のみです。研修を終了した薬剤師であれば、無菌室の予約が可能となっています。

電話一本で予約でき、それから共同利用申込書をFAXで送って、無菌調剤記録簿を作成しなければいけません。無菌室を利用したい人は共同利用制度を使ってみてもいいかもしれませんね。

鹿児島県病院薬剤師会の特徴と利用方法

概要について

・鹿児島県病院薬剤師会事務局
〒890-8520
住所:鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
鹿児島大学病院薬剤部内 鹿児島県病院薬剤師会事務局
電話番号:099-275-5543

入会について

まず、入会申込書を鹿児島県病院薬剤師会のホームページ「入会のご案内」ページからダウンロードしましょう。PDFでダウンロードできるので、新規会員入会用の申込書をダウンロードします。ダウンロードしたら印刷して必要事項を記入後、概要に記載している住所に郵送してください。

会費に関しては、12,000円です。銀行振り込みまたは郵便振込用紙に対応しています。それぞれ、回避の納入方法については、以下のとおりです。

  • 銀行振り込み・・・鹿児島銀行宇宿支店 普通講座 口座番号:144629 名義人名 鹿児島県病院薬剤師会
  • ・郵便振込み用紙
  • 1.各施設に4月に異動届などと一緒に配布
    2.鹿児島県病院薬剤師会会員名簿に綴じ込み
    3.口座番号02020-0-19698 鹿児島県病院薬剤師会

郵便振込用紙の1、2については、それぞれ振込み用紙を手に入れる方法です。実際に記入するのは、口座番号と加入者名のところに「鹿児島県病院薬剤師会」と記入。金額は先述したとおり12,000円です。通信欄には「鹿児島県病院薬剤師会会費」と記入しておきましょう。

研修会情報

鹿児島県病院薬剤師会のホームページ内で研修会情報について閲覧することができます。ホームページの上部メニューバーにある「研修会・学会」からアクセス可能です。研修会一覧が二つ出てきますが、上に表示されているのが新しいもの、下に表示されているのが古い情報になっています。

それぞれクリックすると個別の表にアクセスすることが可能です。便利なシステムですね。表には、区分・詳細へのリンク・開催日と時間帯・時間数・タイトルと概要・認定制度について・場所が記載されています。

認定制度については、単位数などが記載されているので、認定制度の研修会である場合には必ずチェックしておくようにしましょう。区分は、主催か共済かということが書かれていますが、鹿児島県病院薬剤師会の研修会などはほとんどが共済となっています。

詳細へのリンクをクリックすると、それぞれPDF形式での案内用紙を見ることができるようになっているので、チェックしておきましょう。

求人は鹿児島県薬剤師会のものを

鹿児島県病院薬剤師会では求人紹介を行っていません。そのため、鹿児島県薬剤師会の無料職業紹介所を利用するようにしましょう。これは、鹿児島県で働こうと思っている薬剤師なら、求職登録さえ済ませてしまえば誰でも利用できるものです。

求職登録をする方法は、電話・FAX・電子メールで問い合わせて求職票を送ってもらい、記入して送り返すという簡単なものです。問い合わせ先については、この項目の下部に記載しておきます。

求人検索システムは、九州の薬剤師会すべてで使われているシステムです。鹿児島県だけでなく、九州ありとあらゆる場所の求人を検索することができます。鹿児島県の病院の求人を探すのであれば、検索県に「鹿児島県」と入力します。

市区郡については、絞り込みたいのであれば絞り込む市区郡を記入しましょう。事業内容は病院と診療所にチェックを入れます。それで検索すると、鹿児島県の病院および診療所の求人を閲覧することが可能です。

受付NO・市区郡・業種・職種・勤務形態・勤務時間・休日といった簡単な情報だけが表示されています。リストから気になる求人があれば、鹿児島県無料職業紹介所に問い合わせるようにしましょう。そうすると、求人票を見ることができるようになります。

親睦テニスを行っている

鹿児島県病院薬剤師会は、会員の親睦をはかるためにテニス大会を行っています。毎年男女比1:1の参加人数になっていて、本格的なテニス大会が行われているようです。リーグ形式なので、一度負けてもまだ試合ができます。

会員になったら、一度は参加してみるとよさそうですね。