スギ薬局の薬剤師求人傾向

意外と公開求人少ないが、春先がチャンス

スギ薬局は大手チェーンなのですが、公開求人数は少ないです。非公開求人も含めると「少ない」ということは無いのでしょうが、公開求人だけなら100件もありません。2016年1月現在マイナビ薬剤師ではスギ薬局の公開求人数は57件でした。

全国で探して57件なので、かなり少ないですね。

スギ薬局で中途採用を狙うのであれば薬剤師専門転職サイトに登録して非公開求人を探すのが良いでしょう。特に春先になれば良い求人が多く出回ります。春先には12月のボーナス後転職者の穴埋めをしなければならないため、多くの求人が出回るのです。

公開求人でも数が多くなるようなので、春先に求人を注意深く見てみましょう。

新卒採用、採用人数多め

スギ薬局の薬剤師の新卒採用を見てみると、採用予定人数が多めに設定されていることがわかります。リクナビ薬剤師で2016年の採用予定人数を見てみると201名から300名。昨年度実績も同じ数です。これは他と比較しても多いですね。

大手でも200名までというようなところが多くなっています。そんな中、300名まで予定としているので、新卒採用も狙い目かもしれません。ただ、予定人数が多くても応募人数も多いので注意しましょう。

スギ薬局で働く薬剤師のお給料

正社員

スギ薬局で働く正社員薬剤師の給料は、高めです。ボーナスを含めて500万円から700万円程度になっています。差はありますが、27歳で入社3年未満という人でも年収は539万円となっている例があるので、500万円以上が基本と思っておいて間違いありません。

24歳の女性、入社3年未満という人でも570万円。33歳で中途入社、3年未満勤続で640万円というデータもあります。中途採用だとすぐに600万円以上で働くことも可能だということですね。ただ、店舗によって差があるので、できるだけ可能年収が高めになっている店舗を選ぶと良いでしょう。

年収がかなり高いなという印象を持たれたかと思いますが、スギ薬局は中途採用の場合、即戦力になる人材にお金をかけることを惜しみません。「この人は即戦力になる」と判断した場合には、高額の年収を提示してくれます。

つまりは、その人個人の薬剤師としての経験や能力などをきっちりと評価して年収を設定してくれるわけです。そのため、個人個人の条件交渉によってはちゅ宇土で年収600万円以上で入社することも可能になります。

パート・アルバイト

パート・バイト薬剤師の給料については、勤務するエリアによって時給が異なります。スギ薬局の公式の採用ページを見てみると、関東エリアは「2,000円から2,800円」となっていますね。一方、中部エリアだと2,200円から3,00円。関西エリアは1,800円から2,600円です。

それぞれ大まかなエリアによって全然時給が違います。それに加え、関西の中でも「滋賀」「京都」「大阪」などそれぞれの都道府県や都道府県の中の「中心部」「郊外」などの小さいエリアでも時給が異なるのです。

目安として、上記の時給を頭の中にとどめておきましょう。

スギ薬局の特徴

スギ薬局の特徴として、手厚い福利厚生が挙げられます。社宅制度や社員購買割引制度・連休制度などが整っているのです。また、出産・育児休暇も出産後最大1年半まで取得できますし、時短勤務制度は小学3年生になるまで取得可能となっています。

介護休暇や看護休暇など休暇制度が実質していますね。

また、キャリアアップ制度・教育制度もスギ薬局独自のものです。セグメント別ステップアップセミナーというものが開催されています。これは、「薬剤師スキル向上」と「管理薬剤師育成」という二つの部門に分けて教育する制度。

それぞれの部門で3つのステップが設定されており、すべてクリアすると「ロイヤルファーマシスト」としてスギ薬局内で認定されます。ジョブローテーションという育成方法もあり、若手のうちから色々な経験をすることが可能です。

スギ薬局で働くと、自分自身の薬剤師としての可能性と将来性を切り開くことができます。もちろん、個人の努力次第ですが。