CRA(臨床開発モニター)の求人

CRA(臨床開発モニター)とは、治験などがルールを守って正しく行われているかどうかをモニタリングしたり、治験に準備段階から終了手続きまでに関わる仕事です。主な仕事は治験のモニタリングと、その報告。臨床開発モニターはハードワークですが給料も良いため、一定の人気があります。

そんな臨床開発モニターの求人状況や転職についてお話しましょう。

臨床開発モニターの求人状況あれこれ

臨床開発モニターの求人は、各種求人サイトなどで結構たくさん見つかります。

求人の数と見つけるのに役立つサイト

臨床開発モニターの求人をインターネットなどで探してみると、かなりたくさん見つかります。全国で数百件、千件以上見つけることが可能ですよ。

見つけるのには、indeedなどの求人をまとめて検索できるサービスを使うのもよし、薬キャリなどの薬剤師求人サイトを使うのもよしですが、もっとおすすめの方法があります。

臨床開発モニターの求人を見つけるのに役立つサイト。それは、CRA専門の転職サイトDODAです。DODAで紹介されている求人は非公開求人が多く、応募が殺到したりしますが、その分全国でもかなり多くの求人情報を掲載しているので、臨床開発モニターの仕事をしたいのであればここで求人を探すのが良いでしょう。

無料登録を済ませばすぐに使えるようになります。

臨床開発モニターの求人の傾向

臨床開発モニターの求人の傾向として挙げられるのは、「勤務時間が長い」「初年度の給料は大した値段ではなくてがっかりする」「残業あり」「都市部に集中している」「出張が多い」「福利厚生の充実」「昇給あり」ということですね。

ポジティブな傾向とネガティブな傾向に分けましょう。

ポジティブな傾向

  • 出張が多い
  • 福利厚生の充実
  • 昇給あり

ネガティブな傾向

  • 勤務時間が長い
  • 初年度の給料は大した値段ではない
  • 残業あり
  • 都市部に集中している
  • 出張が多い

「出張が多い」というのに関しては、プラスだと捉える人もマイナスだと捉える人も多いので、両方に位置づけました。それをポジティブな傾向に入れたとしても、ネガティブな傾向のほうが圧倒的に多いですね。

勤務時間が長いというのは、朝から夜までかかるということです。夕方17時や18時で仕事を終えることができるのは稀です。大体は20時くらいまで仕事して、場合によっては残業するということもありますよ。

忙しいときには残業をするのが当たり前という感じになってしまうので、残業時間が多くなるのは覚悟しておいたほうがよさそうです。ただし、サービス残業ということはほぼほぼ無いので、安心してください。

初年度の給料に関しては、昇給があるのでそこでカバー。出来ることが増えるとしっかり昇給することができます。最初は低い年収だったとしても、最終的には800万円ほどになるということもあるのですが、そこは個人の努力次第ですね。

出張が多いというのは、治験がさまざまな場所で行われているためです。地方へ出張に行くことも結構あり、会社のオフィスには各地のお土産が置かれていることが当たり前。休憩時間にいろいろなお土産をついばんでいる姿がよく見られるようです。

臨床開発モニターへの転職について

転職について注意すべきことなどを説明します。

臨床開発モニターへの転職や就職をはかるのであれば、コミュニケーション能力が最も大切になります。それもただ人と関わることだけではなく、ビジネスをするのに当たって必要になるコミュニケーション能力です。交渉力や、初めて会った人に専門的なことをわかりやすく説明する能力。

他の職種の人と連携して仕事を円滑に進めていくためには必ず「コミュ力」が必要になります。面接では、自らのコミュ力を示すエピソードを語りましょう。

また、英語力を証明するものもあったほうが良いです。英語を話すことが出来れば、それが考慮されて収入が大きく変わります。英語が話せて仕事ができるというだけで50万から100万も年収が上がったという話もあるので、語学力を証明するものがあれば優遇されるのでTOEICなどで英語力を試しましょう。

まとめ

臨床開発モニターの求人は、専門サイトで探す。求人の傾向を見ていると悪い要素が多いように見えるが、その分昇給と安定感はあるので決して悪いことだらけというわけではない。転職や就職をするなら語学力とコミュ力が勝負ということでした。

求人の傾向を見ると悪いように見えますが、やることが増えるとだんだん優遇されていきます。残業時間などは諦めて、その会社の信頼度などをネットで調べ、求人を比較することが大切ですね。