サンドラッグの薬剤師求人傾向

新卒採用、倍率は高め

サンドラッグの薬剤師、新卒採用の倍率は高めになっているようです。明確に倍率が数字となって公表されているわけではないのですが、随所で「倍率が高め」という評価があります。実際新卒採用の採用情報を見てみましょう。

2016年1月19日、リクナビでの新卒採用情報です。薬剤師は100名から200名ほどの採用人数があります。これは昨年度と変わらない数字であり、多くしたり少なくしたりしているわけではありません。サンドラッグはドラッグストアの大手企業のひとつです。

採用枠が大きいのですが、応募者も多くなっています。サンドラッグ側も新卒採用に力を入れているようで、大々的に新卒採用が行われています。初任給も比較的高めになっているため、人気のドラッグストアなのです。

2月に好条件の非公開求人が出回る

サンドラッグは、2月頃に好条件の非公開求人が多く出回るようです。これは、ボーナスを貰った後に転職する薬剤師が多いためですね。サンドラッグは定着率がそこまで高くはありません。これはドラッグストア業界全般にも言えることですが、サンドラッグでは特にその傾向があります。

ただ、サンドラッグは公開求人で中途採用の求人を出すことが少ないです。公開求人にて「サンドラッグ」と検索すると、あまり見つかりません。稀に見つかるのですが、数としては少ないです。サンドラッグは新卒採用に力を入れているので、中途採用は稀。

サンドラッグの中途採用求人を閲覧するためには、薬剤師専門転職サイトに登録するしかありません。非公開求人であれば、一定数出回るので安心です。

サンドラッグで働く薬剤師のお給料

正社員

正社員の給料、まずは初年度の月収について見ていきましょう。新卒採用ページに書かれている初年度月収例は、月33万円程度となっています。サンドラッグは基本給が20万円程度になっているのですが、薬剤師手当てが10万円から12万円となっているため、この額になっているわけです。

薬剤師手当については、調剤とOTC両方を行う薬剤師であれば12万円、調剤専任であれば31万円となっています。

初年度の月収以外で、実際に働いていた人・働いている人の口コミなどを参考にしてサンドラッグの薬剤師の年収について見てみましょう。正社員であれば、30歳までに600万円以上が十分狙えてしまいます。

35歳までには700万円を超えるということも可能です。しっかり働いて昇給していけば、確実に高年収を狙えます。地域によって差もあるようなので、地域によってはそれ以上もあり得ますし、それ以下もあり得ます。

ですが、全体的にサンドラッグの正社員薬剤師は給料が高いと言えますね。

パート・アルバイト

パート・アルバイトについては、「相談に応じて待遇・給料などを当社規定によって決める」としています。そのため、明確な数値というのは求人などから得ることができませんが、だいたい2,500円程度はあるようです。

これは他の大手ドラッグストアと比べると、やや高めと言えます。決して低い数字ではありません。というのも、サンドラッグのパート・アルバイトは原則として経験者に限定して募集しているので、時給相場が高くなっているのです。

サンドラッグの特徴

サンドラッグは、給料も良いですが、待遇も良いです。社員持株制度・財形貯蓄制度・社員購買割引制度・薬剤師国家試験準備休業制度などが整っています。さらに、男子の独身寮や借り上げ寮・独身者用マンションなども完備。

女性には、育児休業の延長や育児短時間勤務延長・復職フォローなどの制度があります。特に育児短時間勤務制度が充実しているのです。法律上は、子供が3歳になるまでは勤務時間を6時間に短縮できるという制度になっています。

それが、サンドラッグでは、小学2年生の誕生日を迎えるまで、に延長することができるのです。福利厚生が良い、女性薬剤師にとって優しい制度が整っているというのがサンドラッグ最大の特徴ですね。

給料のアップもしっかりとありますし、能力によって昇格などもあります。将来性も十分にあると言えるのではないでしょうか。