日本の首都である東京は、世界的に人口の多い都市として知られています。経済や文化・政治だけではなく、医療関係に関しても日本の中心地。派遣薬剤師の求人数も当然多くなっています。基本的に、派遣はパートよりも給料が良いですが、東京都においても、派遣は条件が良いです。
時給は2500円から3000円程度が相場です。これは、調剤薬局・ドラッグストア・病院などすべて含めての相場。ただ、東京都では3000円よりも高い時給に設定している派遣求人というのはほとんど無いと思っておきましょう。
派遣先の種類と求人数は、どこよりも多いので、薬局・ドラッグストア・病院・企業などさまざまな勤務先を選ぶことができるのは、東京都の長所と言えますね。比較対象が豊富にあるため、転職活動に困ることは無いでしょう。
東京都の調剤薬局・ドラッグストアで働く薬剤師派遣
調剤薬局の薬剤師派遣傾向
どの求人サイトで探したとしても、東京都では多数の派遣薬剤師求人が見つかります。公開求人で企業名を公開しているところはほとんどなく、どの薬局が派遣先として考えられるなどの傾向を述べることはかないません。ただ、東京なので、大手薬局チェーンなどでは問題なく求人が見つかるでしょう。
東京都の調剤薬局の派遣薬剤師の時給は、2300円から3000円程度が相場となっています。エリアに関しては、どの地域であっても、どの沿線であっても多くの求人が見つかるため、大きな違いというものはありません。
ただし、郊外エリアになってくると派遣の求人が少なくなるので、注意しましょう。派遣求人は23区内に固まっている傾向があります。ただ、駅から近いところが多いため、郊外からであっても問題なく通勤できますね。
特に多いのは、世田谷区や大田区・目黒区・品川区になります。台東区などは比較的求人が少ないですね。郊外であっても、村や島でもない限りは、派遣の求人が全く無いということにはならないようです。
ドラッグストアの薬剤師派遣傾向
OTC販売のみといったところもあるのですが、調剤併設型のドラッグストアのほうが求人数は多いです。他の勤務形態なら逆であることがほとんどなのですが、派遣となると、調剤併設型のほうが数が多くなる傾向があります。
全国的に言えることなのですが、求人数が多い分、東京ではその傾向が目立ちますね。派遣はパートと違って勤務日や勤務時間が決められていて融通がなかなか利かないということがあります。東京都では、休憩1時間で実働8時間というところが多いようです。
長いところでは、実働9時間というところもありますね。ドラッグストアは調剤併設・OTCのみのところ関係なく、調剤薬局よりも営業時間が長いです。そのため、勤務時間もやや長めにとられているといったところでしょう。
東京都の病院薬剤師の派遣
病院は、全国的に紹介予定派遣のほうが求人が見つかりやすい傾向があるのですが、東京都では通常の派遣でも求人が多く見つかります。むしろ紹介予定派遣の件数のほうが少ないと言えるでしょう。病院の派遣は、調剤薬局やドラッグストアの派遣よりも時給相場が高めです。
その時給、2400円から3500円程度。2700円からとなっているところも、とても多いです。科目については、外科系というよりは内科系の病院が多い傾向があります。精神科やリハビリ科も多いですね。科目による時給の違いというのは、東京ではあまり見受けられません。
東京都の薬剤師派遣【番外編】
企業の派遣は東京都でも珍しく、紹介予定派遣でも数件しか見つかりません。派遣の求人ですが、時給ではなく年収で表記していることも珍しくないですね。時給にすると2000円から2100円程度となり、他の職場よりも低くなっています。
業務内容は、薬事関連業務であることが多いようです。イメージとしては、一般の事務職派遣に近いといったところでしょう。
