北海道の薬剤師派遣求人は、その3割から4割程度が、札幌市内に偏っています。残りの6割から7割程度の派遣求人は、函館・旭川・室蘭・釧路・苫小牧などに散らばっており、それら以外の地域では求人が出回りません。0件という地域のほうが圧倒的に多いです。

北海道が広いということもありますが、他の都道府県に比べると、地域による偏りが著しいですね。ただ、北海道は地域による派遣時給の格差のようなものが、ほとんどありません。どの地域であっても、アクセスが便利なわけではなく、その地域に住んで働くことになることがほとんどなため、総じて時給は高いです。

3000円から4000円程度が、北海道の薬剤師派遣の時給相場となっています。

北海道の調剤薬局・ドラッグストアで働く薬剤師派遣

北海道の調剤薬局で働く薬剤師派遣

北海道の調剤薬局の薬剤師派遣は、相場よりも低いところも見られます。基本的には3000円から4000円という時給に設定しているところがほとんどですが、札幌の西区などには、稀に2000円程度の時給のものが見られ、パートとの違いがあまりありません。

そのため、総じて時給が高いからといって、給料欄のチェックを忘れないようにしなければなりませんね。

北海道という土地柄が関係しているのでしょうが、引越し費用・赴任費用を全額負担してくれるところが多いです。また、引越し費用だけではなく、借り上げ社宅や寮として、住居を提供してくれるところがほとんどとなっています。

研修や勉強については、E-ラーニングが実施されているところが多いため、派遣薬剤師でも多くのことを学ぶことができるでしょう。期間は薬剤師派遣の期間を満了するまでというところが多いですが、3ヶ月のみという比較的短期のところも多く見られます。

これも北海道の土地柄の影響かもしれませんが、北海道の調剤薬局の派遣求人を見ていると、一日の平均処方箋枚数が120枚を超えるのが当たり前のようです。中には300枚を超えるところもあります。北海道は全体的に薬局ひとつあたりの一日の処方箋枚数が多く、その上人手不足ですから、派遣先は基本的に忙しいですね。

ただ、処方科目については単科または3科目までといったところが多いため、慣れればそれほど大変ではないでしょう。

北海道のドラッグストアで働く派遣薬剤師

北海道のドラッグストアの薬剤師派遣求人は、調剤薬局と比べると著しく少ないです。割合的には、調剤薬局の3割程度の数しか出回らず、OTC販売のみというところだとほとんどありません。ドラッグストアで派遣として働くのであれば、調剤併設型になります。

北海道のドラッグストアの派遣は、3500円から4000円程度が時給の相場です。調剤薬局よりも高い水準なので、求人数が少ないのがネックですが、単純に高時給を得たいという人はドラッグストアのほうが良いでしょう。待遇は、調剤薬局のほうが上なので、近場で求人が探せるのであれば、ですが。

ドラッグストアでも住宅を完備してくれるところもありますが、調剤薬局のように当たり前のごとく用意されるわけではありません。勉強についての制度もなく、育児休暇などの消化もできないようなところも少なくはないという状況です。

ただ、他の都道府県に比べると、ドラッグストアの派遣薬剤師の有給消化率・産休・育休の消化率が高い方ではあります。県内の調剤薬局と比べると少ないですが、県外の堂業種で比べると多いので、そこまで悲観することはありませんね。

北海道の病院薬剤師の派遣

北海道の病院薬剤師の派遣ですが、通常派遣も、紹介予定派遣も、公開求人ではなかなか見つけることができません。2016年2月現在、薬キャリやヤクジョブなど、派遣求人について探すことができる(派遣求人を多くそろえている)サイトの公開求人を探してみると、0件でした。

他の都道府県でも、病院薬剤師の派遣求人は出回りにくいのですが、北海道では皆無に等しいです。北海道では、派遣薬剤師として働くなら、調剤薬局か調剤併設ドラッグストアに限られてくるということになります。