栃木県で薬剤師を募集している病院の年収相場

相場は400万円程度

栃木県の病院は、ひとつひとつの求人を見ていると給料が低いという印象は受けません。実際、平均にしてみると年収400万円程度です。高額年収求人つまり600万円以上の年収を打ち出している求人というのは、栃木県内でも比較的病院の多い宇都宮市や小山市、那須塩原市であっても多くはありません。

ただし、550万円程度の求人を打ち出している求人は多いです。調剤業務や病院業務経験者であれば、問題なく400万円から550万円程度の年収を得ることができるでしょう。ただ、飛びぬけて高いような求人は少ないので、高額年収を条件にするのであれば、一気に採用先が絞られてしまいます。

下限が低く、上限が高い

栃木県の病院の求人を見ていると、年収の下限が低く設定されている求人を多く見かけます。それと同じくらいに、上限が高めに設定されている求人も多いです。350万円から550万円というような求人が多くなっています。

栃木県は年収350万円からというのが基本になっているようですね。その分、未経験者やブランクのある人でも受け入れることのできるところが多くなっています。そういった人が下限の350万円といった年収になるのでしょう。

下限が低く上限が高いですが、その中でも高額年収を得たいというのであれば、「脳神経外科」「整形外科」・「精神科」で採用先を探すと良いでしょう。また、総合病院も高額年収が可能となっている病院が多いです。

栃木県の病院薬剤師、重視する採用条件の探し方

休日日数を重視するなら?

栃木県は、年間休日日数が120日を越えるような求人が多いわけでは決してありません。2016年1月12日現在、薬キャリの公開求人を見てみると、年間休日120日以上なのは38件中8件のみとなっています。少ないわけではないのですが、多いわけでもないのです。

そこで敢えて休日日数を重視するのであれば、「リハビリテーション科」を探してみると良いでしょう。薬キャリでは、年間休日日数120日としている求人のほとんどに「リハビリテーション科」が入っています。

また、休日日数が120日以上のところは土日休みであることも多いです。ワークバランスを重視して就職・転職をしたいと思っている人は、参考にしてみてください。

ママさんにおすすめなのは

先ほど述べた「リハビリテーション科」の病院も、もちろんママさん薬剤師におすすめできます。土日休みが多く、年間休日日数も多いですからね。ただ、ここでは「休日」よりも「託児所」「保育所」「当直の有無」「残業の有無」などを条件にしてみましょう。

託児所や保育所などがあるという病院には、「麻酔科」「神経内科」「リハビリテーション科」が入っているところが多いです。次点で「脳神経外科」ですね。こういったところは託児所があり、寮もあり、研修制度も充実していることが多いです。

専門性の強いところですからね。子育てと仕事のバランスをとりながらも、しっかりとスキルアップ・キャリアアップすることができるようになっているというわけです。残業時間も短め・残業無しと言う場合も多くなっていますし、ママさんには「麻酔科」「神経内科」「リハビリテーション科」をおすすめします。

オールマイティに探したいなら

今までに考えてきた条件全てを犠牲にせず、オールマイティな求人を探すのであれば、精神科がおすすめです。精神科の病院は年収がそこそこ高いところ(500万円から550万円程度)が多く、年収が犠牲になっているとは言えません。

年間休日日数についても、110日程度なら保証されているので、これも犠牲にはなっていませんね。休暇制度も基本的なものはしっかりあり、出産・育児休暇も取得可能なところが多いです。託児所があるというところも少なくはありません。

安定した職場を望むなら、精神科というわけですね。

まとめ

栃木県の病院で就職・転職をする際、年収を重視するのであれば「脳神経外科」「整形外科」「精神科」を探すと良い。休日日数を重視するのであれば「リハビリテーション科」で、ママさんにおすすめなのは「麻酔科」「神経内科」「リハビリテーション科」、オールマイティなのが「精神科」ということでしたね。

最重要視したいと主張するような採用条件があるのであれば、上記を参考にしてみると良いですね。特に最重要視したいと強く主張するほどのものが無いというときには、精神科を探してみると良いでしょう。

年収と休日日数どちらもを最重要視するなら脳神経外科、休日日数と託児所などを最重要視するなら、リハビリテーション科を探すと良いということも頭に入れておくと良いかもしれませんね。