主婦薬剤師が働きやすいパート

主婦をしている薬剤師の人は、どこでパートをしているのでしょうか。

主婦に多い調剤薬局のパート

主婦のパート薬剤師の職場といえば、やはり調剤薬局がメジャーですね。求人サイトを見ていても、パート可能な求人は調剤薬局が最も数が多くなっています。薬局はかなり人手が不足している傾向が全国的に強いので、時間帯が限られていたとしても人材がほしいのです。

薬局でパート勤務をしている主婦薬剤師の多くは、日勤の仕事を希望している人が多いですね。逆に言えば、日勤の仕事を希望している主婦薬剤師の多くがは薬局でのパート勤務を選んでいるということです。

子供が保育園や幼稚園に行っている間・学校に行っている間だけ仕事をして、子供が家にいる時間帯には家にいたいという理由があります。

子供と過ごす時間や、家事をする時間を大切にしたいという考えですね。小さい子供がいる人や、夫がサラリーマンをしている場合は特に日中のパートタイムで調剤薬局で働いている人が多いです。

夕方から夜間がおすすめのドラッグストアのパート

ドラッグストアも、主婦薬剤師がパート勤務をしている職場としてはメジャーですね。ドラッグストアの場合は日中よりも夕方から夜にかけて働いている人が多い傾向があります。もちろん日中もいますが、夕方から夜にかけて・夜間のほうが給料がいいことが多いですからね。

日中に家事をしてしまって、夫が帰ってくるのと入れ違いで仕事に出るというパターンです。とにかくお金が必要になってくる時期だけど家事もしなければいけないという主婦にはもってこいな働き方なわけですね。

子供が小学校に入学したり、中学生だという場合はこれからどんどんお金がかかってきます。高校に行くなら学費が必要ですからね。午前中にパートをしているだけでは補えなくなってくることもあります。そういった場合にドラッグストアの夜間勤務をするようです。

夜勤に関しては、シングルマザーだと多いのですが、夫がいる場合は夜勤で働いている人はそこまで多くありません。夕方から夜の22時くらいまでというのが多いです。

主婦パート薬剤師の求人探しから採用までの注意点

パート勤務をしている主婦薬剤師には、気をつけるべきところがあります。

求人を探すとき

まず最初、パートの求人を探すときなのですが、時間が決められているかどうかを必ずチェックするようにしましょう。基本的にどの募集も「勤務時間は相談にて決定」となっているのですが、たまに勤務時間が決められていることがあります。

「午前○時から○時まで」「午後○時から○時まで」「夕方○時から○時まで」「午前中のみ・夕方のみ」というように勤務時間をブロックごとに分けて決めているところがあるので、注意深く見ておきましょう。勤務時間が決められていると、自分の都合の良い時間とかみ合わなかったりしますし、融通がきかないところも多いです。

勤務時間については、福利厚生など見なければいけないところは他にもありますが、他のどの項目よりも注意深く見なければいけません。

また、パートで残業があるかどうかも確認しましょう。基本的にはパートで残業は無いのですが、たまにある場合もあります。

面接時に告げること

面接時に必ず告げること・確認しておくべきことがいくつかあります。まず告げることですが、こちらの働くことができる勤務時間です。正確に伝えておきましょう。「少しでも長引くと困ります」というように、あまり時間の融通がきかない場合はそれも伝えておきます。

それだけで採用を見送るということは、あまりありません。人手が不足してますからね。せっかくパートという働き方を選んだわけですから、働くことのできる時間を明示して、それをしっかりと守って働かせてもらいましょう。

確認しておくべきなのは、時給です。薬剤師の時給は、求人に書かれているものよりも多くなったり少なくなるということがあります。自分のスキルや経験・年齢などによって左右されますからね。結果的に、どれくらいの時給で働くことになるのかはしっかりと確認しておかなければいけません。

以上のことに気をつけて、パートの職場を探しましょう。