DI業務の薬剤師の求人
DI業務の薬剤師求人について
公開求人でも出回る
DI業務というと企業薬剤師のイメージがあり、公開求人にはあまり出回らないのではないかというイメージを持っている人もいるかと思います。実際に公開求人を見ていると、企業だけでなく、病院や薬局などもDI業務の募集をしており、公開求人でも多数の求人が出回っているのです。
出回る時期としては、2月などボーナス後の退職者の穴埋めをするために求人を出す時期ですね。12月にボーナスを貰って退職する人の穴埋めが、2月には求人として出回ります。
未経験でもOKだけど・・・
DI業務は未経験でもOKとしていることが多いです。実際、未経験者の派遣・パート薬剤師がDI業務をしていることも多々あります。ただ、未経験者の中途採用は給料の水準がとても低く、薬局やドラッグストアから転職した場合は大幅に給料がダウンすることも考えられるので注意が必要です。
未経験者の給料相場は、350万円から400万円程度となっています。病院や薬局だと、450万円程度までなら可能というところも見かけますが、数はそこまで多くありません。経験者採用なら、高年収も可能なところがあります。
年収なら病院・薬局 福利厚生なら企業
年収を第一条件にしてDI業務の求人を探すのであれば、病院や薬局のDI業務が良いでしょう。福利厚生や待遇面を第一条件にしてDI業務の求人を探すのであれば、企業が良いです。企業は福利厚生面がしっかりとしており、有給消化率も高いところが多くなっています。
法律上取得させなければならないとしている休日に関しては、しっかりと取得できます。病院や薬局だと取得率が高く無いところが多い育児休暇に関しても、取得率が高いところが多いです。
DI業務の薬剤師として就職・転職するには
英語力のアピールはTOEICで
DI業務をするのであれば、英語力は必須です。特に大手製薬会社のDI業務をするのであれば、とても高い英語力が必要とされます。英語力をアピールするためにはTOEICを受けなければなりません。
英語力は大切ですが、総合的に判断しているので、足りない分は他で補うということも考えましょう。もちろん、最大限英語力を高める努力は必要ですが。
コミュニケーション能力をアピール
DI業務に大切なのは、なんといってもコミュニケーション能力です。DI業務は医薬品の情報収集と伝達をする仕事であるが故に、様々な立場の人と接することが多い仕事です。医師や薬剤師と接するのはもちろんですが、医療従事者ではない人と関わることもあります。
そのため、社会人として必要最低限の礼儀・ビジネスマナーと、高いコミュニケーション能力がとても大切になってくるのです。薬剤・医薬品の知識を、その知識を持たない人に分かりやすく噛み砕いて説明する能力も必要とされるので、様々な立場の人と話し合えるコミュニケーション能力が必要と言えるでしょう。
面接は、当たり前を当たり前に
DI業務の面接は変わったことが質問されないことが多いです。志望動機や自己アピールなど当たり前のことばかりを質問されることになります。基本的なことばかりですが、だからこそ気をつけなければなりません。
面接の受け答えもそうですが、面接に挑む態度や所作など、当たり前のことを当たり前にできるようにしておくことが大切です。ノックの回数と速度・扉の閉め方・服装・お辞儀の角度など、社会人として当たり前のことを当たり前にできる人材でなければ、DI業務として採用されません。
キーワードは「当たり前を当たり前に」です。