公務員薬剤師の求人
将来性も考えて公務員薬剤師になりたいなあという人も大勢いらっしゃることでしょう。退職した後に安定して生活ができるというメリットがあったり、薬剤師にとっても公務員は魅力的。薬剤師として公務員になるためには、どのようにすれば良いのでしょうか。
公務員薬剤師になるには
公務員薬剤師になるためには、試験を受けなければいけません。
公務員薬剤師になるために必要なもの
公務員薬剤師になるためには、まず薬剤師の免許が必要です。薬剤師の免許が無いと薬剤師区分での公務員試験受験ができなくなり、化学区分で受験をすることになってしまい、競争率が高くなります。
公務員薬剤師になるためには、まず薬剤師の免許をsh重篤し、その後公務員試験に合格しなければいけません。地方公務員の薬剤師を目指す場合は、地方公務員上級試験に合格する必要があります。国家公務員の薬剤師を目指すという場合には、国家1種・2種などの試験に合格する必要があり、合格できたとしても採用されるとは限りません。
さらに、公務員薬剤師と一口で言ってもその職種や配属先にはさまざまなものがあります。そのうちのどこに配属されることになるかどうかは、わからず、希望通りになるとは限りませんよ。
このように、公務員薬剤師というのは必要なものも多ければ注意することも多く、狭き門なのです。
試験ってどんな試験?
公務員の試験は、地域によって年齢制限というものがあるので、まずは地域の情報確認をしておくことが大切です。
試験内容に関しては、一次試験と二次試験の二段階。一次試験は教養と専門分野の知識を問う筆記試験。二次試験は論文と面接による選考になっています。
実際にあった論文は薬学分野である場合はあまりありません。例として、実際に出されたという論文のテーマについて紹介します。
実際にあったのですが、「○○市の未来」というテーマです。薬剤師に問うようなテーマというよりは、行政担当者を志すものに問うというようなテーマですよね。ただ、薬剤師の公務員試験は一次試験の一般教養と専門についての試験の点数が合否を大きく左右します。
二次試験で持ち直したりできるかどうかと問われると答えは限りなくNOに近いので、一次試験の対策をしっかりしているほうが賢明でしょう。それでも面接についてどのような質問が出たかを紹介すると、「どうして薬剤師を目指したのか」「その職場を希望する理由は?」「大学生活はどんなものであったか」などなど、他の仕事の面接と大差ありません。
狭き門ですが、専門分野に関しては問題自体は「解けて当たり前」というレベルだと感じる人が多いそうで、難しいのはどちらかというと一般・教養に関する問題のほうです。専門分野は、薬剤師免許の試験を受けるときに過去問を勉強した人であれば、問題ありません。
公務員薬剤師は難しいけど魅力的
公務員の薬剤師というのは、かなり難しいです。無理難題や無茶振りのようなテーマの論文や、何故か専門分野の問題よりも難しい一般・教養についての問題。面接などそれら全てをくぐり抜け、合格した人だけが公務員として仕事をすることができます。
合格したとしても、希望した勤務先に配属されるとは限らず、その後の人生を決めるにしてはギャンブル要素が強いことも確かです。配属されるところが希望通りかわからないのに加えて、配属先によって仕事内容が全然違う。配属先によっては本当に辛いかもしれません。
それでも公務員薬剤師には魅力がたくさんありますよね。徐々に高くなっていく給料と高い退職金。安定しているところや、休みがきっちりと取れるところ。プライベートなども充実することができて仕事以外の時間を楽しむことができます。
まとめ
公務員薬剤師の「求人」というよりは「なりかた」について説明してきました。国家公務員地方公務員とありますし、それぞれの職場によっても仕事内容が異なってきますが、やはり待遇などは他の職場に比べると圧倒的に良いです。
きっちりと休めるし、長期休暇だってとれる。ボーナスも貰えるし各種手当てはもちろん出る。安定して毎年昇給することができ、長年勤め上げるとしたら公務員は薬剤師にとってもかなり良い職種と言えるかもしれませんね。
狭き門ですが、志すなら周りの人はみんな応援してくれることでしょう。頑張るしか、ありませんね。