年末年始の薬剤師バイトという働き方

調剤薬局や病院や各企業は年末年始がお休みになることが多くなっています。そんな中、薬剤師にも年末年始にバイトをしてみるという働き方もあります。

年末年始休暇の間に単発バイト

冒頭でも述べたとおり、調剤薬局や医療機関・企業などは年末年始にお休みを取るところがほとんどです。平均的にだいたい4日間から5日間程度は休みがありますが、その年末年始の間にさらに稼ぎたいという薬剤師の方には、年末年始にバイトをしてみるということをおすすめします。

ちゃんと休みたいという人には向きませんが、とにかく稼ぎたいと思っている人には向いていますね。単発バイトになりますが、年末年始にバイトをすることは意味があることなのです。

ドラッグストアのバイト求人が増える

薬局などは休みになりますが、年末年始はドラッグストアの求人がとても増えます。

ドラッグストアに関しても、正社員は年末年始に4日間ほどまとまった休みを取るという人も多いですが、ドラッグストア自体は年末年始に営業しています。

それどころか、むしろ年末年始が忙しいということもあります。年末年始で色々必要なものをドラッグストアで揃えようというわけです。スーパーなんかも年末年始休みになるところがあったりしますが、ドラッグストアはなぜか営業しているところが多いですしね。

だからこそ、年末年始はドラッグストアの求人が増えます。とはいっても、平常時は足りているところは単発バイトの募集になるので、年末年始だけのバイトという位置づけです。急募で募集がかけられることがほとんどなので、採用も決まりやすくなっています。

スムーズに仕事に入ることができるというのが良いですね。

年末年始は平常時よりも給料が良い

年末年始は、平常時よりも時給がよくなります。急募で求人をかけたりするということは、それだけ切羽詰って人手がほしいということです。普段よりも時給を上げて人材確保に取り組みます。そのため、時給がやや上がるのです。

それに加えて、年末年始という「休みたい」と思う人が多い時期に働いてもらうわけですから、手当て的な意味合いで給料が増えます。年末年始だけで数万円稼ぐことも可能でしょう。

特に夜勤があるドラッグストアで働くとなると、深夜手当てでさらに増えます。24時間営業のドラッグストアも多いですから、夜勤で給料良く働きたいという人は24時間営業のドラッグストアを探してみると良いでしょう。

夜勤で働くことが可能かどうかは、面接のときに確認するということが大切です。夜勤は嫌だという場合も、夜勤になることがあるかどうかを知るという意味で確認は必要ですね。

年末年始の薬剤師アルバイトのメリットとデメリット

薬剤師が年末年始で働くメリットと、デメリットというのはどのようなことが挙げられるのでしょうか。

メリット

メリットといえば、やはり給料を多く稼ぐことができるということです。夜勤など工夫をすれば年末年始だけでかなり多くの給料を得ることができます。みんなが休んでいる間こそしっかりと働くことによって周りと差をつけることも可能です。

しっかりと稼ぎたい人には年末年始のバイトをおすすめできます。

デメリット

一概に言えるデメリットというのはあまり無いのですが、人によってはデメリットが大きい働き方です。周りが休んでいるときに働くことになるので、当然年末年始に遊びに出かけることはできません。また、人によっては年末年始休暇が終わってからの本業に支障が出る場合があります。

休むべきところできっちりと休んでおかないと、メリハリがつきません。働きづめで体を壊してしまうという人もいますし、周りの浮かれ気分との落差で気分が落ち込んでしまう人もいます。それを自覚している人は最初から年末年始に働こうとはしないでしょうからいいのです。

これがデメリットになりえるのは、自分で自分のことをあまり理解できていない人。「稼ぎたい」という一心で年末年始にバイトを入れたのはいいけど、結果的に体を壊してしまった・精神に支障をきたしてしまったという人もいます。

そういうことがありえるのが、デメリットですね。もちろん、人によるものですし、自分の体や精神状況を把握しておくことで防ぐことができます。年末年始に稼ぎたいと考えている人は、自分の状態を把握しておきましょう。