愛知県での病院薬剤師の給料

全体的な年収の相場

愛知県の病院薬剤師の求人を見ていると、440万円から500万円程度の年収に設定している求人が多いです。薬キャリでは、2016年1月7日現在200件の求人がありますが、年収600万円以上に設定しているところは50件あります。

つまりは4分の1ほどが年収600万円以上になっているというわけですね。他のサイトで見てみても、年収600万円以上の求人を比較的多く見かけます。600万円から700万円程度の求人も多いですね。逆に、350万円程度と薬剤師の平均年収以下の求人も多いです。

平均すると、440万円から500万円程度になります。探そうと思えば年収が高い求人が見つかるので、年収を求めて病院に就職・転職するというのも良さそうですね。

種類や科によって違いはあるか

大きな違いと言うほどのものではないのですが、総合病院の求人は年収が高いものが少なくなっています。厳密に言うと、350万円~500万円と下限が低く、上限が相場程度になっているといったところです。600万円を超えるような求人は少ないですね。

医療法人と名前のついているようなところは、500万円から600万円程度の年収を掲げているところが多くなっています。内科系の病院だと、400万円から500万円程度が多く、相場程度で安定しています。

愛知県の病院薬剤師の待遇について

産休・育休がとりやすい

愛知県の病院は、全体的に産休や育休がとりやすくなっています。「実績あり」としている求人も多いです。小児科や産婦人科など、ママさんへの理解が厚いイメージのある病院はもちろん育休・産休がとりやすくなっていますが、それ以外の科目でもとりやすくなっています。

とれるようなところだと、だいたい1歳から1歳6ヶ月までの半年間取ることができるようです。育児休暇や出産休暇をはじめとした、ママさんに優しい休暇制度が充実していますね。

託児所はどうかというと、「託児所完備」としているところは多くありません。無いというわけではないのですが、特別多くもないといったところですね。薬キャリだと、ママ薬剤師におすすめというタグがついている求人が102件あります。

そのうち、託児所が完備されているところは少なく、大体は「ブランクOK」「休暇制度の充実」によってタグがついているといったところですね。

ただ、中には院内保育所を完備している救急・急性期の総合病院もあります。総合病院などの大きな病院や、救急・急性期などの忙しい科目の病院になると院内で保育所があったり、託児所があるというところも少なくはありません。

医療法人の福利厚生

医療法人の病院を見ていると、リゾート施設などの娯楽関連の福利厚生が充実しているところが多いです。公開求人の中から、施設名を公開している中から探しているので、「確実に多い」と言えるわけではありませんが、その中ではかなり多いです。

たとえば、ディズニーランドのマジックキングダムクラブの会員や、職員専用の福利厚生施設、法人職員用のクレジットカードなどですね。こういった種類の福利厚生・手当てというのは、チェーンの薬局ではどこの県も充実しています。

病院ではあまり見受けられませんが、「法人」であるからこその福利厚生の充実なのでしょうね。

年間休日日数と年収の関係

年間休日日数が120日を越えるというようなところも少なくはないのですが、そういったところは年収が気になりますよね。病院で120日も休めるというのは珍しいのですが、だったら年収が低いのではないかと不安になる人も多いでしょう。

愛知県ではどうかと見てみると、年間休日日数が120日を越えるところは「年収が低くなることもある」というのが答えのようです。下限は350万円と低く設定されている求人が多いのですが、上限は500万円・550万円と決して低くはありません。

450万円から500万円というのが、年間休日日数120日を越える求人の設定している上限額の相場です。これは愛知県の病院薬剤師の年収相場とぴったり同じですね。年間休日日数と年収のバランスが良い病院が多いと言えます。

まとめ

愛知県は、年収と休日日数がちょうどよく設定されています。たくさん休めるところは「飛びぬけて高い年収」を得ることはできませんが、相場程度の年収であれば得ることが可能です。それよりも低くなることはありますが、休日日数を求めて年収が犠牲になるということは無いでしょう。

福利厚生が充実しているところも多く、休暇制度もばっちりとりやすく、ママさんにおすすめできる求人も多いです。育児をしながら仕事をするのであれば、まず「休暇制度」「保育所」を目安に探してみるといいでしょう。

その中から、休日日数や年収の高さで選ぶというのが、賢い就職・転職の方法だと言えるかもしれませんね。