大阪府薬剤師会の特徴と利用方法

アクセス・目的や沿革など

大阪駅・梅田から地下鉄谷町線「東梅田」駅に乗車して、「谷町4丁目」駅で降りると、そこが最寄り駅です。南大江小学校の真向かいにあります。

住所:大阪府大阪市中央区和泉町1丁目3-8 大阪府薬剤師会館

地域の薬剤師が連携して、薬剤師の倫理向上と学術振興をはかって、薬学や薬業の進歩発展を図る目的で設立されました。

大阪府薬剤師会の前身となったのは、明治13年二結成された大阪薬舗会。明治22年に薬舗が薬剤師という名前に変わって、23年には大阪薬舗会から大阪薬剤師会に改称・改組しています。明治22年にすでにあった大阪薬剤師会と合流したのとのことです。

その後、明治34年9月から日本薬剤師会大阪支部に改組。大正15年に「薬剤師会令」が交付され、強制加入団体の公法人である「大阪府薬剤師会」が設立されました。昭和23年に公法人が解散となって、大阪府薬剤師協会が設立。その後社団法人に変わり、大阪薬剤師会に解明し、平成25年に一般社団法人に移り、現在の形になっているというわけです。

平成27年現在大阪府薬剤師会は、8千人余名の会員がいて、全47都道府県の薬剤師会の中で最大の組織になっています。平成25年から平成27年現在に至り、藤垣哲彦氏が会長を務めて運営されています。

  • 薬学を通じて広く世のため人のため奉仕いたしましょう
  • 常に知識技能人格を磨いて道義を昂揚いたしましょう
  • 和衷共同を信条とし団結の力により薬剤師の権威を向上いたしましょう

以上の綱領を掲げて、運営されています。

入会について

薬局や薬店の薬剤師は、地区の薬剤師を経由して大阪府薬剤師会に入会することになります。ただし、卸売や病院・在宅で仕事をしている薬剤師は、直接大阪府薬剤師会に入会申し込みをすることになるので注意が必要です。

薬局解説者と管理薬剤師(A会費負担会員)は、8万円の入会金。勤務薬剤師や在宅の人(B会費負担会員)は1万円の入会金を支払うことによって入会可能となっています。会費は、A会費負担会員が月額6000円。医薬品試験特別会費が月額200円から5000円。薬剤師連盟会費が月額1500円です。

B会費負担会員は月額1800円の府薬会費と、下う額500円の薬剤師連盟会費を支払うことになります。

入会手続きについて、詳しくは経理課に問い合わせることで確認可能です。

大阪府薬剤師会の求人

求人については、「基本検索」「住所検索」「薬局名検索」「電話番号検索」とさまざまな検索方式で検索することができます。

基本検索では、地域を二つまで同時に指定して検索可能です。地域の指定方法は、一覧から選ぶ方法と、地図から視覚的に選ぶ方法の二つに分かれています。開局曜日や時間、現在開局しているかどうか、かかりつけ薬局なのかどうか、在宅対応可能・オピオイド薬の供給・無菌調剤・退院時のカンファレンスの有無などさまざまな情報を指定して検索することができて便利です。

求人数もかなり多く、大阪市中央区と北区だけで調べても157件見つかりました。(平成27年11月現在)

少ない情報のみの一覧表示がされていて、見やすくなっています。「在」「オ」「退」と在宅やオピオイド薬などについて、マークで示されていてわかりやすいですね。クリックすると地図を含む位置情報や、求人の詳細について確認することができます。

特定して探すにしても、薬局を特定する方法が住所・名前・電話番号と多いので便利ですね。不特定で検索するにしても視覚的にわかりやすく使いやすいです。

研修会について

トップページの「お知らせ」の欄で、直近のフォーラムや講座の情報を見ることができるようになっています。平成27年11月現在なら、12月5日に開催される『ATCエイジレスセンター健康講座:「その目薬、上手に使えていますか?」』という講座の情報が掲載。

講演会のお知らせという項目で見てみても、直近の研修会の情報と最近開催された研修会の情報と、近い情報のみで構成されています。遠い情報が無いので見やすいところが便利なのですが、度々チェックしなければいけないところは不便と言えるかもしれませんね。

大阪府病院薬剤師会の特徴と利用方法

概要

〒542-0012
住所:大阪府大阪市中央区谷町6丁目2-26 東和谷町ビルディング2階201号
電話番号:06-6767-8034
FAX番号:-6-6767-8035

大阪市営地下鉄六丁目駅から徒歩2分のところにあります。大阪駅からアクセスするには、まず大阪駅から徒歩6分で東梅田駅に向かう。そこから大阪市営地下鉄谷町線に乗って谷間地六丁目駅で下車。そこからは先述のとおり、徒歩2分です。

入会について

入会するには、まず入会申込書を手に入れる必要があります。入会申込書は問い合わせて入手することも可能ですが、インターネットが使えるのであれば大阪府病院薬剤師会ホームページからダウンロードすることが可能です。

入会手続きを行うには、まず自分が勤務している施設の地域が所属している支部の支部長に入会の意思を伝える必要があります。それから入会申込書を送り、そこからについてはそれぞれ支部長の指示に従うようにしましょう。

会費は、日本病院薬剤師会の年会費8,000円を含めて15,000円です。ただ、入会時には入会金3,000円が必要になります。

ちなみに、入会するときに限り、10月以降に入会する場合はその年度の年会費が半額になります。半年会員制度があるのは、府病院薬剤師会だけなので、日本病院薬剤師会の年会費は満額支払わなければいけません。結果的に、半額になっても11,500円の年会費を払うことになるというわけですね。

研修会情報

研修会や支部回の情報をホームページ内で確認することができます。研修会情報は、研修会名と日時・場所・単位数のみの情報が一覧で掲載されています。詳細情報に関しては、詳細ボタンをクリックすることによって閲覧可能です。

詳細情報については、研修会ごとに情報の量などが変わることにだけ注意しましょう。基本的には、日時・場所・講演時間と演題・講師・問い合わせ先などが書かれています。専門薬剤師や認定薬剤師の研修会で、単位数がある場合には成果報告書作成時間や参加費なども記載されていることがほとんどです。

研修会情報については、その月の一番初めにある研修会の情報がトップに表示されています。先月より前の情報はリストから削除される仕組みです。そこから年度末までに予定されている研修会情報が日時が早い順で掲載されています。

新しく予定された研修会情報なども、たまに更新されるのでたまにチェックするようにしておきましょう。

研修会情報は、ホームページでも確認することができますが、月々の研修会案内については大阪府病院薬剤師会の会誌「O.H.P.NEWS」にて確認可能です。これについては会員でなくても350円で購入できるので、会員前に会誌を読んでみてもいいかもしれませんね。

求人情報

大阪府の病院・診療所の薬剤師求人案内が大阪府病院薬剤師会のホームページ内で閲覧可能です。求人案内に関しては、利用できるのは府病院薬剤師会の会員のみになっています。求人が掲載されるのは3ヶ月間のみです。

求人案内については会員のみの利用になっているのですが、求人の情報については会員でなくても閲覧することができます。求人案内のページにアクセスすると、新しいものから求人が一覧で表示されている。そこには施設名・職種と採用人数のみが書かれています。

それ以上の情報に関しては、詳細表示にて確認可能です。

特に検索機能というようなものはありませんが、地域別に求人を表示することはできます。市区郡がリストアップされているので、各市区郡の名前をクリックするとその地域の求人のみが確認可能です。

詳細情報に関しては、「施設名」「職種」「採用人数」「病床数」「薬剤師数」「業務内容」「施設概要」「施設特徴」「勤務時間」「応募条件」「休日・休暇」「給与」「昇給」応募方法」についてが掲載されています。地図によってアクセスを確認することも可能です。

また、求人掲載日時も書かれているので、その情報がどれくらい新しいものなのかを確認することもできます。就職・転職などで採用先を探している場合に利用できる便利なシステムです。求人数や更新頻度も高いので、このために入会しておいても損は無いでしょう。