大分県の薬剤師会・病院薬剤師会ガイド

大分県薬剤師会の特徴と利用方法

概要

平成25年時点で、大分県薬剤師会には1,445名の会員が所属しています。大分県薬剤師会の事務局へのアクセスや住所・問い合わせ先は以下の通りです。入会についてなど各種問い合わせは以下の問い合わせ先に問い合わせるようにしましょう。

JR大分駅からタクシーで15分程度。大分駅前またはトキハ前から大分バス（大道経由）大分県立病院下車後徒歩2分・元町経由府内大橋下車後徒歩8分のところにあります。アクセスには大道経由の大分バスが便利ですね。自動車だと、大分光吉インターから10分程度です。

入会について

入会手続きは、まずそれぞれの地域・職域薬剤師会から手続きをしましょう。まずは大分県薬剤師会の地域薬剤師会に問い合わせて詳細を知らせてもらうことが必要です。それぞれの地域薬剤師会の連絡先については、大分県薬剤師会のホームページで閲覧可能となっています。

入会金などについても各地域薬剤師会に問い合わせることで知ることができるようになっているので、各自調べて問い合わせましょう。

求人検索システムと就職支援

大分県薬剤師会の求人検索システムは、九州山口ブロック薬剤師会求人情報WEBサイトを利用しています。これは九州全域の求人情報を検索できるWEBサイトで、九州地方の薬剤師会はこれを利用して求人情報の紹介をしているというわけですね。

使い方は簡単、アクセスして求人検索ボタンを押します。そうすると、県・市区郡・事業内容・職種・勤務形態・休日について指定する画面が出てくるので、それぞれ条件を指定して検索実行を押しましょう。事業内容というのは、薬局か病院かというようなことで、職種は管理薬剤師か調剤かなどです。

2015年11月現在大分県全域で検索してみると、4件の求人がヒットしました。大分県薬剤師会の求人検索システムは、あまり使われていないようですね。

それよりも、大分県薬剤師会では薬剤師の就業支援を行っています。ブランクがある人の復職や、免許は持っているけど調剤経験が無いまたは乏しい人に向けての就業支援です。内容は、「面談と就職先の希望」から始まります。

その後、個人ごとにプログラムを作成し、調剤実習を行いながら就業支援を行うという無いようです。

研修会カレンダー

大分県薬剤師会が主催している・後援・共催している講習会や研修会・セミナーなどの情報がホームページ内で閲覧可能です。カレンダー形式で表示されているので、かなり視覚的にわかりやすくなっています。

それぞれのタイトルにカーソルを近づけると、日時・演題・講師についての情報をその場で見ることができるようになっているので便利です。クリックすると、詳細情報について一覧で確認可能になっていますが、カーソルを近づけたとき以上の内容についてはもう一度クリックする必要があります。

Find out moreと何故か英語で書かれていますが、そのボタンが詳細表示です。開催地がマップつきで確認できるなど結構親切なつくりになっています。入会せずとも研修会の情報を閲覧することができるので、入会する前の参考にしてみても良いかもしれませんね。

その他薬剤師会の活動

以上で説明したほかにも、大分県薬剤師会はさまざまな活動を行っています。学会などのイベントはもちろんのこと、クリーンルームの利用について整備をすすめているとのことです。クリーンルームに関しては、共同利用が行われています。

共同利用可能の薬局の一覧がホームページ内に掲載されており、共同利用する場合の運用・要綱・内規・契約・図面・料金表や利用申込書もそれぞれホームページ内でダウンロード可能です。契約についての資料と利用申込書についてはワードファイルでのダウンロード。その穂かはPDFファイルでのダウンロードになっています。

災害対策や、独自の薬物療法認定薬剤師制度・禁煙支援薬剤師制度も行っているので、詳しくはホームページを見てみましょう。

大分県病院薬剤師会の特徴と利用方法

概要

入会について

入会申込用紙を、大分県病院薬剤師会ホームページ「入会案内」ページからダウンロードします。ワード形式でダウンロードできるようになっていて、メールでの提出も受け付けています。提出は、メール・郵便・FAXのいずれかの方法で可能です。

メールアドレスは概要に記載されているもので、入会届けの中にも記載されています。入会届けに関してですが、末尾にある同意書に○か×かを必ず記入するようにしてください。これは、大分県病院薬剤師会の会員名簿に住所や電話番号を掲載することへの同意書です。ついつい忘れがちになってしまうので注意しましょう。

もちろん、同意しなくてもかまいません。個人の連絡先が掲載されるものなので、任意です。

年会費は、日本病院薬剤師会の年会費8千円を含んで、1万4千円となっています。入会届けを提出して、年会費納入の案内に従って納入するようにしましょう。くれぐれも、遅れないようにだけ気をつけてくださいね。

大分県病院薬剤師会の求人情報

大分県病院薬剤師会のホームページ内で、求人・求職情報を閲覧することができます。これは、大分地区・別府地区・県西地区・県南地区・県北地区と5つの地区ごとに表示されるものです。ページにアクセスして最初は、大分地区が表示されています。

求人情報はそのページ内だけで閲覧できるようになっていて、詳細情報が同じページ内に記載されているのでわかりやすいです。病院名や所在地や採用予定人数などの基本的なことはもちろんのこと、給料やボーナスについて、勤務時間や休日などについても触れられています。

連絡先や選考方法についての記載もあり、求人票をそのままネットで見ているという感覚ですね。ホームページのある施設だと、ホームページへのリンクもあるので、チェックしてみるといいでしょう。ホームページ内で採用情報の掲載を行っているところもあります。

大分県病院薬剤師会の求人紹介なのですが、掲載数がかなり少ないです。厳密に言えば、掲載数自体は多いのですが、新しい情報が少なくなっています。2015年12月現在、大分地区での最新の情報は同年2月21日。その次が2014年の7月16日に更新されたものです。

一番求人数の多い大分地区で、この更新頻度。あまり、ここの求人情報はあてにしないほうがいいかもしれません。もしもここに掲載されている情報の中で気になるものがあるのであれば、ホームページにアクセスしましょう。

場合によっては採用情報が掲載されており、現在採用を行っているかどうかがわかります。それでもわからなかった場合、直接問い合わせてみるといいでしょう。

この求人紹介でうまく求人を探すことができないと判断した場合、薬キャリやリクナビ薬剤師などの薬剤師専用就職・転職支援サイトを使うことを頭に入れておくといいですね。

研修会情報

大分県病院薬剤師会ホームページ内で、学会や研修会のお知らせを見ることができます。学会や研修会は、次のような9つの分類に分けられており、それぞれ別々の表で閲覧可能です。

• 例会
• 専門
• 水薬会
• 県南地区
• 西部ブロック
• すずらん会
• なのみの会
• 研修会
• 実践薬学セミナー

すずらん会や、なのみの会というのはそれぞれ地域の勉強会のようなものです。なのみの会は、中津市薬剤師勉強会という正式名称になっています。それぞれ分類ごとに研修会や学会の情報を閲覧できるので、興味がある人は見ておきましょう。

どの分類においても最低月に一度程度は研修会がありますが、どの分類も12月だけは情報がありません。大分県病院薬剤師会とその関連団体では、12月には研修会などを行っていないということでしょう。

毎年そのようになっているのかはわかりませんが、12月と1月つまり年末年始にかけて研修会や勉強会は開かれなくなります。それ以外の月には盛んに行われているので、どんな研修会があるのかをチェックしておきましょう。