内定はどれくらいの期間で貰えるか

薬剤師の転職活動の場合、面接を行ってから内定までは、だいたい1週間から2週間程度かかるものと思っておきましょう。たいていは1週間で内定が出るものですが、長い場合は10日間かかったりする場合もあります。2週間だと思っておいたほうがスケジュール調整的にも楽で良いですね。

個人経営の薬局だったり、中小の薬局やドラッグストアの場合は面接したときに即決される場合もあります。即決でなくても面接を行った当日に内定が出るということもある。そこは場合によって違いますが、一般的には1週間から10日間前後です。

転職活動をする場合は、この内定が出るまでの期間を意識して転職活動を行いましょう。

内定をもらったらやること

内定通知書を読む

内定に関しては電話で伝えられるだけということもありますが、たいていは内定通知書という書面が届くものです。電話で伝えられてから、しばらくして送られてくるというのが一般的。電話は正式なものではなく「決まったから早く教えてあげよう」という良心からくるものということです。

内定通知書を送ってこないところもありますが、その場合は問い合わせて内定の詳細がわかる文章をメールでも良いのでもらうようにするのがポイント。文書で受け取っていると、どのような内定条件になっているのかなどが確認できますし、いざというときの証明にもなります。

内定通知書をもらったら、必ず条件を確認しましょう。内定通知書には簡単なものしか書いていない場合は、労働条件通知書が同封されているはずです。そちらを確認してください。

そこには入社予定日やどのような雇用形態になっているのか、契約期間や契約更新の取り決めなどについてが事細かに書かれています。中でもきっちりと見ておくべきなのは、「雇用形態」「契約期間」「契約更新について」「休日」「業務内容」「賃金」に関して。

雇用形態は、自分が思っているものと一致しているのかどうかを確認する必要があります。契約期間についても大切なことなのできっちりと確認しておかなければ、後々にトラブルになりかねません。

特に契約更新の取り決めについてはしっかりと確認しておきましょう。原則何年(何ヶ月)契約で更新は自動的に行われるものなのか、行われないものなのか。自動的に更新が行われるとなっている場合は、よほどひどい契約違反や背信行為が無い場合は更新されます。

自動更新とかかれていない場合は、更新されない可能性もあるので注意しましょう。

また、賃金や休日に関しても自分の思っている通りなのかどうか、応募時と同じ条件になっているのかどうかをチェックすることが大切です。応募時と違うのであれば確認のために問い合わせをしましょう。

内定承諾までの期間

内定が出たら、内定を承諾するかどうかを考える期間が与えられます。ある程度の期間保留することができるというわけです。他にも面接を受けているところがある場合もあるでしょう。その場合はすぐに承諾せずに保留すると良いです。

ただ、保留にも限度があります。保留したとしても1週間から10日ほどにとどめておくというのがマナー。「待つよ」と言っていただいている場合でも、できるだけ長い間保留しないのが守るべきマナーというものです。

2週間以上だと待たせすぎということになります。

辞退または承諾書にサイン

基本的に、内定が出たら承諾書にサインするものですが、場合によっては辞退することもあるでしょう。内定自体を行う期間も、基本的には1週間から10日までというのが社会のマナー。それ以上遅くなってしまっては、相手方の求人活動の妨げになってしまいます。

入社承諾書にサインする場合、サインした瞬間あなたはその職場の従業員です。本当にそこに入っていいのかどうか、サインする前に一度自問自答をしましょう。引き返せる最後のタイミング。じっくりと考え、慎重に行うのがベストです。

まとめ

内定をもらっても、他に面接を受けている場合は必ずその旨を相手に伝え、待ってもらう。そうして自分のことを一番に考えて内定承諾をするか辞退するかを考えましょう。最低限のマナーを守りつつ、慎重にというのが、カギです。