ロシュ・ダイアグノスティックスの薬剤師求人傾向
ロシュ・ダイアグノスティックスの年収について
ロシュ・ダイアグノスティックスの平均年収は全体的に880万円程度となっています。ロシュ・ダイアグノスティックスで働いている人材の中で薬剤師資格を取得した人が働いていることが多いのはMRを含む営業系と、研究開発職などの専門職でしょう。営業職は800万円から850万円程度の平均年収となっており、研究開発は750万円から800万円程度の平均年収となっています。
業界内ではそれほど高い年収ではありません。専門職に至っては業界内でも比較的年収が低いほうであると言えるのではないでしょうか。
手当・福利厚生・その他待遇
有給休暇に関しては、大事な用件でもなければ、書類を提出するだけで取得することができます。大型連休の際に入れて連休を増やす形で取得する人が多いようです。ただし、有給休暇の取得を促すような取り組みはありません。有給休暇以外でも、誕生日や結婚記念日などの名目で休暇を取得することができます。
他に特筆すべき福利厚生は特に無く、いたって平均的。同業他社と劣るとも勝ることはありません。
残業について
残業は営業職で月々40時間から60時間程度、専門職で月々20時間から40時間程度となっています。毎日残業があり、定時で帰れるようなことはほとんどありませんが、それは製薬業界全体に言えることです。ただし、毎週水曜日と金曜日はノー残業デイとなっていて、その日だけは残業を避けることができます。
ロシュ・ダイアグノスティックスにおける薬剤師の就職・転職活動について
中途採用について
ロシュ・ダイアグノスティックスは、自社ホームページの採用情報ページにて中途採用の募集を行っていません。ただし、求人サイトにおいては多数の求人を見つけることがあります。この会社は離職率が高く、頻繁に中途採用求人が出回るのですが、それを自社ホームページで掲載しようとはしないのです。
中途採用求人が多いということはあまり良いイメージに繋がりませんからね。ただ、この会社の選考を受けようと考えている転職者にとっては好都合。自分の希望する中途採用の求人を見つけて応募しましょう。
新卒採用について
ロシュ・ダイアグノスティックスは新卒採用も積極的に行っている傾向があります。薬剤師なら大学または大学院卒が前提となっているのですが、薬剤師以外の職種なら高卒でも採用を行っているとのことです。採用実績のある大学もそれほどレベルの高いところではありません。
ロシュ・ダイアグノスティックスは採用関係であまり良い話を聞くことがありません。実際の社員からは良い評価もあるのですが、採用情報を調べると暗いうわさなどがつきまといます。そのうわさの真偽は置いておくとして、火の無いところに煙は立ちませんから、何かしらあるのでしょう。
そうは言っても、選考を受けるにあたって事前にそれらについて調べてもほとんど無意味。実際の面接は受けてからしかわからないものですから、とにかく受けてみて何か駄目なところが目立ったということであれば、その時点で辞退するということも大切です。
まとめ
ロシュ・ダイアグノスティックスは年収も福利厚生も突出したところがなく、安定的です。悪い話も良く耳にしますが、実力主義の会社で向上心のあり実力のある人は高い年収を得ることができます。そういった人にとっては良い会社となるでしょう。面接においては圧迫面接をする人もいますが、そういったときには運が無かったと割り切って対応することが大切です。
