医薬品卸の薬剤師求人
医薬品卸会社の薬剤師求人は、インターネットで探すと結構出てきます。企業薬剤師の募集はかなり少ない傾向にあるのですが、その中でも求人の数が多いようです。そんな医薬品卸薬剤師の求人状況や、転職状況などについてはどうなっているのでしょうか。
医薬品卸の薬剤師求人状況
医薬品卸薬剤師のあらゆる求人状況について説明します。
医薬品卸で働く薬剤師の残業事情
医薬品卸薬剤師の求人の傾向として気になることのひとつ。残業の有無。求人広告や、実際に医薬品卸で働いていた薬剤師の声を参考に残業の傾向について説明しましょう。
医薬品卸の企業は残業が基本的に無いところが多いです。9時から18:00としっかり時間が決められているものが多く、土日がきっちりと休みになっています。残業や休日出勤に関しては、ほとんどありません。
ただし、あるところはあります。残業があるところの残業時間は、週に10時間以下の残業と決められているところが多いですが、「10時間以下の残業」と書かれているところは、毎週びっしり残業させられたりしてしまう傾向にあります。
家庭の都合で残業ができない人であれば、きっちりと考慮されるので、「子供がいるから」などの理由をきっちりと職場に伝えておくことが大切です。伝えるのは、働きはじめてからではなく、面接の時点が好ましいですね。ところによっては残業できない人を雇わないということもありますから。
医薬品卸で働く薬剤師は男女による違いがある?
医薬品卸会社は男でも女でも関係なく雇う傾向にあります。
医薬品卸会社で行う仕事は窓口業務ではなく、医薬品の管理や情報収集・管理・提供などの管理薬剤師としての業務です。別段女性である必要はないので、男性でも女性でも雇ってくれます。
むしろ平均年収だけで言えば男性のほうが高くなっていて、薬局やドラッグストアよりも男性が活躍できる場所と言えるかもしれません。
薬剤師の医薬品卸会社への転職
医薬品卸薬剤師に転職するメリットは?
薬局やドラッグストアなどから医薬品卸会社へ転職をするメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、医薬品卸会社は前職での給料をきっちりと考慮して、それよりも高い給料を保証してくれるところが多いという傾向があることがメリットです。例えば、薬局で管理薬剤師をしていた場合。薬局の管理薬剤師の平均年収は600万円ほど。仮に600万円もらっていたとして、医薬品卸会社へと転職した場合に、給料は数十万くらいは上がる傾向にあります。
100万円一気に上がるということはなかなかないと思いますが、600万円が650万円になったりはするということです。転職をして給料が上がるというのはメリットとして大きいのではないでしょうか。
面接で言わなければいけないこと
残業ができない事情があるのであればそれを述べましょう。「求人広告に残業10時間以下とありましたが、私にはまだ小さい子供がいるので、長時間の残業はできかねます」というようにきっちりとした理由をちゃんと述べると考慮してくれるところが多いですよ。
また、残業が実際あるかないかをきっちり確認しておくのも大切です。たまに、求人広告に書かれていなくても残業があるということもあります。きけば教えてくれるところも多いので、きいておきましょう。
ほかに質問すること、言わなければいけないことといえば、「ボーナスはあるか」「各種手当てや福利厚生について詳しく」ですね。
まとめ
まとめると、医薬品卸薬剤師はほかの企業薬剤師よりも求人が多く、残業はないところが多い。
男女共に雇ってくれるし、むしろ男が活躍できる場所という色が強い職場である。
転職すると前職の経験や給料などを考慮してくれるのでお得。面接では残業できない理由があればきっちり述べ、ボーナスや各種手当て福利厚生について詳しく質問しておくことということでした。