山口県薬剤師会の特徴と利用方法

概要

山口県薬剤師会の情報について、山口県薬剤師会ホームページ内にはほとんど掲載されていません。会員数などの詳しい情報については直接問い合わせる必要があるでしょう。ホームページ内には「会長の挨拶」「綱領や倫理規定」「年表」「組織図」「アクセス」しか書かれていません。

住所は以下の通りになっています。

・一般社団法人山口県薬剤師会
住所:山口市吉敷下東3丁目1番1号
電話番号:083-922-1716
FAX番号:083-924-7704
メールアドレス:office@yama-yaku.or.jp

アクセスには、JR新山口駅からバスに乗るのが便利です。新山口駅からバスで20分、大橋バス停下車して徒歩5分で会館につきます。JR山口線「矢原駅」が最寄り駅になっていますが、徒歩20分程度かかるので少し不便ですね。

入会について

入会案内や会費の情報などについては山口県薬剤師会ホームページ内に記載されていません。後で紹介する山口県病院薬剤師会に入会することで同時に入会という形になる形式になっています。詳しくは後述します。

求人検索可能

山口県薬剤師会ホームページ内にて求人検索が可能です。求人検索システムは九州全域で使われているもので、その山口ブロックバージョンになっています。システムから求人検索・求人申し込み・休職申し込みが可能です。

検索システムについては九州全域どこでも同じ。旧州全域の求人情報について検索することができるようになっていて便利ですね。市区郡については選択式ではなく、入力によって検索するので少々面倒ではありますが。

検索する県・市区郡・事業内容に職種・勤務形態に休日など、選択・入力・チェックをして検索することができます。検索結果は「受付NO」「市区郡」「業種」「職種」「勤務形態」「勤務時間」「休日」の情報のみが閲覧可能です。

ページ内印刷ボタンにて印刷することができます。山口県の求人を調べてみたところ、そこまで数は多くありません。2015年11月現在、山口県全ての求人を検索してみると、全部で21件でした。そのうちで山口市・下関市・防府市が求人のほとんどを占める形になっています。

薬局採用後発医薬品リスト

山口県薬剤師会ホームページ内で薬局採用後発医薬品リストの閲覧が可能です。これは毎年更新されるもので、各エリアごと・全県版のどちらも閲覧可能となっています。PDFファイルにてホームページ内に表示されているので誰でも利用可能です。

薬剤師にとっても、一般の方にとっても、薬局にどんな在庫医薬品があるのかの目安を知ることができるので便利ですね。保険薬局の後発医薬品採用状況について、50音准で閲覧可能となっています。かなり細かくぎっしりと書かれているので、少々見づらいかもしれません。

どこのエリアがどんな後発医薬品を採用しているのかの情報を閲覧することができるリストになっていますが、どこの薬局が採用しているかなどはわかりません。エリア内の保険調剤薬局について合算で集計しているものなので、あくまでも目安として使用することをおすすめします。

うっかりドーピング防止に力を入れている

山口県薬剤師会は、どうやら「うっかりドーピング」の防止に力を入れているようです。山口県薬剤師会は独自で「薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック」というのを毎年作成しています。ガイドブックの使い方などはホームページで閲覧可能です。ガイドブックそのものも閲覧可能となっています。

会員以外でも閲覧することができるので、チェックしておきましょう。Global DRO JAPANという使用可能な薬を調べるためのツールへのリンクも貼られているので、薬剤師なら見ておいて損はありません。講習会やセミナーなども行っているので、参加してみるのも良いでしょう。

山口県薬剤師会の特徴と利用方法

概要

〒755-8505
山口県宇部市南小串1-1-1
山口大学医学部附属病院薬剤部内
電話番号:0836-22-2695
FAX番号:0836-22-2705

入会について

山口県の病院・診療所・介護保険施設で勤務している薬剤師が入会することができ、ほとんど100%の入会率となっているようです。また、山口県病院薬剤師会に入るとともに、日本薬剤師会と山口県薬剤師会の会員にもなることができます。

入会手続きをするためには、まず入会届けをダウンロードします。山口県病院薬剤師会のホームページで、山口県薬剤師会と山口県病院薬剤師会の入会届けをダウンロードできるようになっているので、ダウンロードしましょう。

ワードとPDFでダウンロード可能になっています。それぞれ記入したら、県病院薬剤師会にではなくて、それぞれ地区担当の理事に連絡するようにしましょう。FAXまたは郵送で送ることができます。地区の住所と電話番号などについては、入会申込書をダウンロードするページに書かれているのでチェックするようにしてください。

年会費については、病薬と県薬のどちらにも入会する場合、19,600円になります。その中でも薬局長クラス(病院と薬局のポストを比較して)の人は25,800円かかるので注意しましょう。入会金は1,00円です。これは県薬の入会金ですね。

病院薬剤師会にのみ入会する場合は、日本病院薬剤師会の入会金とあわせて14,000円です。調剤薬局で働いているけど会員になるという場合は、準会員という区分になり、年会費は8,000円になります。

研修会情報・更新されず

山口県病院薬剤師会のホームページに「研修会・講習会」というページがあるのですが、なかなか更新されません。2015年12月現在、最終更新日は2012年9月2日に行われた薬学研究会第174回例会になっています。一番古い情報も2012年のもの。

3年近くも情報が更新されていないということになるのですが、トップページを見てみると「ジェネリック医薬品のセミナー」「腎臓病薬物療法研究会講演会」など全国的にも行われているようなセミナーについての情報が更新されています。

それ以外の研修会などについては、おそらく「会員の広場」という会員専用ページに掲載されているものと考えられますね。トップページの更新履歴などには表示されていませんが、それも会員専用だからということでしょう。

それにしても、ジェネリック医薬品セミナーなどが研修会・講習会というページに更新されないのがどうしてかはわかりません。とにかく、会員でなくても参加できるような研修会情報を見たいという人は「研修会」のページではなく、トップページの「庶務からのお知らせ」を見るようにしましょう。

求人情報は県薬剤師会のものを

山口県病院薬剤師会では、薬剤師の求人紹介を行っていません。県薬剤師会の中にある組織といった組織図になっていて、県薬剤師会に求人紹介があるので、当然といえば当然ですね。そういうわけで、求人情報は県薬剤師会のシステムを使いましょう。

これは誰でも利用できますし、多くの人は県薬剤師会と県病院薬剤師会の両方に入会しているので問題ありません。山口県のシステムは、九州全般の薬剤師会で使われているものと同じシステムになっています。

山口県の病院・診療所の求人を検索する場合は、検索県に山口県を選択。市区郡は検索したいところを入れましょう。絞り込まなくてもいいという人は放置でOKです。事業内容は、病院と診療所を選択。他については触れなくても問題ありません。

検索実行をクリックすると、簡単な情報のみの検索結果が出てきます。鹿児島県の病院・診療所で検索すると、他の都道府県病院薬剤師会の求人紹介よりも多くの求人が表示されます。それぞれ、気になる求人がある場合は、県薬剤師会に問い合わせをするようにしましょう。

直接赴いて求人票を閲覧し、そのまま応募するというのもありですね。求人斡旋や採用の支援なども行ってくれるので、山口県で就職・転職を考えている薬剤師の方はチェックしてみるといいのではないでしょうか。