サノフィの薬剤師求人傾向
サノフィの年収について
サノフィの年収は、製薬業界全体としては中の中もしくは中の下といったところでしょう。全体の平均年収は約855万円です。MRをはじめとした営業系の職種であれば860万円程度、研究開発などの専門職は770万円程度となっています。それぞれ平均年齢も40歳前後と似たような年齢となっているのですが、専門職のほうが年収が低いようです。これは少し珍しいと言わざるを得ません。
たとえ50代であったとしても、ランクの低い職についている人は高い年収を得ることができません。勤続年数による昇給はほんのわずかで、昇格しない限りは給料の頭打ちがあります。誰でも上のポジションに就けるわけではありませんから、多くの人が給料の頭打ちをしているようです。
良くも悪くも実力主義ということでしょう。
手当・福利厚生・その他待遇
新入社員でも派遣社員でも、憚られることなく有給休暇を好きなときに好きなだけ取得することができるようになっています。上司も同僚もそれを拒むようなことはしないようです。そういった雰囲気のようなものは、どこで働くかにもよりますが、少なくとも会社全体としては有給休暇を取得させようという体制をとっています。
借り上げ社宅制度があり、その家賃は会社が7割程度負担してくれるとのことです。借り上げ社宅ではなくて持ち家に住んでいるという社員に対しても、手厚い住宅手当がつきます。5万円以上10万円未満の住宅手当を支給されている人が多いです。場合によっては10万円以上の住宅手当がつくこともあります。
残業について
残業時間はどの職種に就いたとしても変わらず、20時間から40時間程度となっています。これは業界全体で考えても短いと言えます。休日出勤もあるのですが、その場合は代休を申請することが可能です。実際に多くの人が代休を取っています。
仕事だけでなく休みも大切にするという気風が会社全体にあるため、プライベートも重視することが可能。有給以外の休みも取りやすいとのことです。
サノフィにおける薬剤師の就職・転職活動について
中途採用について
サノフィは中途採用にあまり力を入れていません。そのためか、中途採用求人はなかなか出されないとのことです。転職サイトで出されていたとしても非公開求人がほとんどであり、さらに企業ホームページでの求人掲載はあまり行われません。インターネット上においては転職に関する情報なども少なく、情報収集からすでに苦労をするでしょう。
中途求人は3月から4月にかけて出されることが多く、職種はMRが中心となっています。
注意点
必ずしも当てはまるわけではありませんが、英語での圧迫面接を行ったという例があるとのことです。特に英語スキルを求められるような職種を希望している人は注意をしておいたほうが良いでしょう。頑張って何かを話しても「それはこちらの意図する答えとは違うなあ・・・」と言われてしまったという人もいます。相手の求める答えでなければ受け付けないということもあるとのことですね。
そういった面接ばかりではありませんが、面接官によって面接の内容や雰囲気が大きく変わることを意識しておきましょう。これについては運の要素が強いですね。サノフィへの転職は時の運にも左右されそうです。
まとめ
サノフィは突出したところが少ない分、不満を感じる社員も少ないです。実力主義という点は賛否両論ありますが、実力主義を好む人にとっては良い職場と言えます。向上心をもって働くことができれば、全く問題はありません。残業も少なく年収も低くは無い・・・働きやすい職場と言えるのではないでしょうか。