アストラゼネカの薬剤師求人傾向
アストラゼネカの年収について
アストロアゼネカ全体の平均年収は815万円程度です。MRなどの営業職は770万円程度、研究開発などの専門職は930万円となっています。薬剤師が多く求められる専門職のほうが年収が高いようです。評価制度は実績・人事評価の二本柱となっているようですが、甘いのかそれとも辛口評価なのかといったことは不鮮明となっていて不明。ただ、初任給は高いとのことです。
ボーナスに関しては月給4か月分が固定で、それに加えて実績連動で金額が増加します。その金額は家族を養っていくのには十分な水準となっているとのことです。業界平均よりは上にあるため、年収について不満を述べる声は少ない傾向があります。
手当・福利厚生・その他待遇
社宅や持家制度、転居費用をすべて会社負担する制度があって住宅周りはとても手厚いです。ただし、他社によく見られるような食堂による食事補助は見られません。自社ビルというものが無いために食堂が無く、昼食に関しては自分で用意するか近場で外食をするしか無いでしょう。食堂以外の食事補助はありません。
有給休暇については取得を促す取り組みなどがあるのですが、仕事が忙しいという理由で取れない人が多いようです。上司や周りが取らせなくしているというようなことはありません。会社や職場全体としては有給を取得させる方針となっています。
残業について
会社全体は残業削減の動きを見せているようですが、実際の現場において残業は回避不可能となっています。会社の体制と現場の現実がかみ合っていないということです。これは残業に限ったことではありません。
アストラゼネカにおける薬剤師の就職・転職活動について
中途採用について
中途採用求人は度々出されるとのことですが、薬剤師が就くような専門職関係の求人は滅多に出回りません。そういったものだと品質管理担当が比較的求人が出回りやすいとのことです。中途採用だと、研究開発よりも生産関係がメインとなります。経験が問われることも多いです。未経験でも応募可能という中途採用の募集は職種によってはなかなか出回らないこともあります。
面接について
面接の雰囲気は和やかで、その回数は希望職種や人それぞれによって大きく異なります。1回で面接が終わったという人もいれば、3回面接があったという人もいます。面接で質問される内容は、専門職は研究の内容がメインとなっていて人間性や自己の内面性に関する質問は少ないです。研究内容についてはとても深堀りされるので意識しておきましょう。
MRだと「これまでに努力した経験」「誰かと何かを成し遂げた経験」「相手を説得した経験」などが問われます。こちらも性格重視ということはなく、業務に必要とされるスキルに関する質問がメインですね。質問の意図がわかりやすいため、質問の本質をすぐに見抜くことができます。
和やかな雰囲気で行われますが、回答はキッパリと簡潔にすることが大切です。
まとめ
アストラゼネカは専門職の年収が高く、薬剤師にとっては稼ぎやすい会社と言えるでしょう。面接を受ける際には質問の本質をしっかり理解し、その本質に沿った回答をすることが何よりも大切です。そのため、自己分析を怠らないようにしておけば問題はないでしょう。