キッセイ薬品工業で働く薬剤師の待遇について

平均年収はどれくらいなのか

キッセイ薬品工業の過去5年分の有価証券報告書の平均年収から、5年間の平均年収を算出してみたところ、全職種の平均年収は40代で約776万円となりました。その中で、薬剤師の多い専門職の平均年収は、30代で約550万円程度です。順当に年収があがっていくと考えれば、40代になるころには、全職種の平均年収に並ぶほどの年収を得ることができるでしょう。

社員・元社員の口コミによると、評価制度は完全に年功序列のようです。若いうちは厳しいかもしれませんが、毎年毎年勤続年数を更新していくたびに年収が着々とあがるので、誰でも高い年収を得ることができるため、高収入のチャンスが多い会社だと好意的に捉えることもできます。

有給取得率とワークライフバランスについて

有給休暇は4割から6割程度は取得できているようですが、部署によって差があるようです。有給休暇に関して不満を述べている人の多くは営業職なので、研究開発職は有給休暇をある程度取得できると考えてもいいのではないでしょうか。

休日出勤は特に無く、営業でも直行直帰が多いため、自分の自由な時間を取りやすくはなっています。休みが特別多いというわけではありませんが、特別少ないということもありません。給料が高いけど休みが無いという会社も、製薬会社には多いですが、この会社はそれなりの給料でそれなりに休みが取れるので、無難と言えます。

残業時間はどのくらい?

研究開発など専門職は、毎月の残業時間が0時間から20時間程度と短いです。営業系は毎月40時間から60時間ありますが、専門職も営業職もサービス残業は特にありません。みなし残業制度も無く、残業した分はしっかりと手当が支払われるとのことです。

好評な福利厚生は、どのようなものがある?

健康保険の手当が手厚いと好評です。医療費は国民が3割負担となっていますが、その3割のうちの7割を会社が負担してくれるので、医者にかかったとしてもお金がほとんどかかりません。3割の負担といえども医療費は馬鹿にはできませんから、その負担額が大幅に減るというのはとてもありがたいことですね。

1万円の医療費が3割負担で3千円になり、それがさらに3割負担で900円の負担額になるのです。

キッセイ薬品工業の薬剤師採用情報と面接内容・対策について

中途採用は多いか 退職者の退職理由は?

まず、中途採用の数ですが、これは少ないです。2016年7月現在は中途採用求人数0件で、それ以外の時期でも中途採用が多いというような話は特に聞きません。それでも中途採用が発生することがありますから、こまめに採用ページをチェックしておくことが大切です。

中途採用があれば退職者がいるということでもあります。退職者の退職理由を知っておくことによって、その現場の実態を知ることができるというものです。では、退職者はどのような理由をもって退職しているのでしょうか。

退職をした人の中には、この会社の将来性に疑問を感じて転職を決意した人が多いです。長野県民ばかりが役員になり、長野県民以外は役員になれない雰囲気がある。それでいて重役も車内営業を行うような、内向きで後ろ向きな社風・・・のんびりとした雰囲気に覆われた現場、そういったさまざまな要素から「この会社に将来性は無い」と判断しているようです。

面接・選考について

面接自体は、非常に和やかな雰囲気で進行されるようです。自分の長所や短所を述べたり、自分の研究内容について述べたり、自分自身が何を一番大切にしているかなど、自分自身に関する質問が多く出題されます。

自分の性格、自分自身の根っこにあるもの、自分の能力についてしっかりと分析し、自己理解を深めましょう。キッセイ薬品工業の面接対策において最も大切なのは、そういった自己分析です。企業理解に関する質問も出されますが、就職活動をしている人間であれば誰でもが調べるような内容についての質問だったりと、企業理解に関してはそれほど深くなくても問題ありません。

キッセイ工業を受ける際に大切なのは、自分自身がどうあるかです。