血液センターで働く薬剤師の求人
年収も比較的高く、仕事のやりがいも大きい血液センターの薬剤師求人。その傾向などについてお話しします。
血液センターの薬剤師求人の探し方と見方
血液センターで働く薬剤師の募集は、赤十字社のページをチェックしておくことが大切です。
基本的な探し方
血液センターの薬剤師の求人は、リクナビやマイナビといった有名求人サイトに日本赤十字社の採用ページが儲けられています。このようなサイトを経由して求人に応募するのは、さまざまな情報が一箇所にまとまっていることがメリットです。
仕事の説明も充実していて、薬剤師以外にも日本赤十字社にはどのような職種があるのかなどがとても丁寧に説明されています。
また、リクナビやマイナビといった求人サイト。いろいろなサイトがありますが、各サイトごとに赤十字社の特集ページなどがあります。そこはそのサイトの特色というのが強く出るところで、サイトごとに情報が異なることがあるので、きっちりと見ておくようにしましょう。
赤十字社のページを見る
血液センターの薬剤師の募集を探すときに必ず見ておきたいのが、日本赤十字社の各ブロックごとの公式ページです。ブロックというのは、北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・中国四国・九州の七つのブロックに分けられている地域のこと。
各ブロックによってページが違い、各ブロックごとに採用情報が掲載されているだけではなく、そのページに募集要項などもきっちりと記載されています。ただ、ブロックごとにページの情報量などの差があるので、注意が必要ですよ。
例えば、東京は応募者も多いので情報量が多くまとまったページになっていますが、あまり応募者がいないブロックだと、情報量も少なくページにまとまりが欠けるといったところもあるということです。
求人の各ブロックごとの傾向
北海道から九州ブロックまで、それぞれの傾向を見ていきましょう。
・北海道から東海北陸まで
まず北海道ブロックの求人傾向について説明します。まずは休日日数ですが、北海道は4週8休のシフト制になっていますよ。つまりは土日に休めるとは限らないし、1週間に3日休むときもあれば1日しか休まないこともあるということです。一ヶ月は基本的に4週間なので週休2日と変わらないように思えますが、実際には違います。
年間休日は120日ほどで、標準的。年齢制限は30歳以下となっているので転職の際には注意が必要です。そのほかに条件が設けられていることはありません。薬剤師の資格さえあれば学歴も経験も不問となっています。
また、北海道の場合は同じ北海道ブロック内でも北見市だけは個別に求人があります。これは移動採血車での勤務となり、看護師と動向することになりますよ。看護師と一緒に長期出張になることがあります。とはいっても、4泊5日程度です。
東北ブロックの求人傾向について説明します。休日は土日祝日休みで、祝日があれば週に3日休みになるということもありますよ。創立記念日の休みや、年末年始には6日間の休みがあります。夏季休暇は3日ほどで、年次有給休暇は21日まで取得できるようになっていますよ。
慶弔見舞金や、永年勤続表彰・退職金・財形貯蓄・住宅融資などもあり、一般企業のような福利厚生の充実度です。
関東甲信越の求人の特徴は、応募資格。薬剤師の国家資格取得者や、取得見込みのある人のみ応募することができます。新卒で入る場合は、選考は4段階まで。書類選考の1次選考(履歴書・研究テーマや内容・自己PR)、2時審査はWEB試験、3時選考は個人面接、最終選考も個人面接です。
休日や福利厚生に関しては東北ブロックとあまり変わりありません。ただ、ボランティア休暇というものまでそろっていて、東北よりも少し充実しているといったところでしょうか。
東海北陸の応募資格は関東甲信越と同じ。グループ保健や育児休業制度などがあり、女性にも優しい傾向があります。他に特筆すべきことはありません。
近畿から九州の傾向
近畿ブロックの休日は土日祝日の4週8休制。ただし、部署によっては平日休みを採用しているところもあります。応募条件は年齢不問。薬剤師の資格さえ持っていれば他に必要ありません。
中国四国ブロックは、関東甲信越と同じで4段階での選考があり、その他の面も関東甲信越に似ています。女性に優しい福利厚生(育児休業・育児短時間勤務制度)などがそろっているので女性でもしっかりと安心して働くことができます。
九州ブロックは、2ヶ月間の選考期間があるのが特徴です。休日制度や福利厚生に関しては関東甲信越と同じです。
まとめ
各ブロックごとで傾向がかなり異なりますので、求人を探すときは、まずは赤十字のブロックページにアクセスしましょう。