大学病院の薬剤師採用筆記試験について

試験の内容

試験の内容は、それぞれの大学病院で異なります。大体は書類選考から始まって、筆記試験・小論文
面接と続いていく
ようです。ただし、病院によっては筆記試験の前に適性検査というものがあることもあります。

適性検査で何が行われるのかは、情報が無いためわかりませんが、病院薬剤師としての適正が問われるものという認識で問題ありません。これに関しては対策を講じるというより、適正のある人間かどうかが問われるものなので、自然体で受けることになります。

試験はすべて1日で行われる

東北大学病院や名古屋市立大学病院の募集要項を見ていると、試験はすべて1日で行われるということがわかります。試験内容自体は、小論文を含む筆記試験・適性検査・面接などがあるのですが、それらを全て一日で行うようです。

名古屋市立大学病院は、筆記試験と面接だけ、東北大学病院は筆記試験と適性検査と面接があります。それらをすべて一日で行うということで、とても忙しいスケジュールと言えるでしょう。そのため、集中力が切れないように、集中力を高める工夫をしておかなければなりません。

エナジードリンクを飲んで集中力を高めるという人もいますね。自分なりの集中力の高め方のようなものを見つけて、実践する必要があるでしょう。

具体的な筆記試験対策、何をすればいい?

薬物治療学・医学英語

ほとんどの大学病院では、筆記試験で薬物治療学と医学英語が出題されます。新卒で受ける場合は国家試験を受けたばかりなので薬物治療学も英語もバッチリかもしれませんが、中途採用で受ける場合はしっかりと対策をしておかなければなりません。

知識が偏っていないか確認するという意味でも、もう一度国家試験の対策テキストなどを使って薬物治療学と医学英語を学び直しましょう。

問題についてですが、大学病院の筆記試験は薬剤部教授が作成しているということも多いです。国家試験レベルの問題が出題されるようなところもあるので、気をつけましょう。

小論文対策について

小論文は小さなテーマが毎年変わるので対策といっても漠然としてきますが、基本的に「チーム医療」「地域医療」に関するテーマを扱うことが多いです。大学病院はチーム医療を行う職場であり、地域医療を行う職場でもあります。

大学病院の役割というものを再認識する・認識できているか確かめるという意味でも、こういったテーマを扱っているのでしょう。もちろんこれは広義のテーマなので、細かいテーマに関してはわかりかねません。

対策を立てるのであれば、チーム医療・地域医療で問われそうなテーマを予想しておくと良いでしょう。

面接が重視されることが多い

大学病院は一般病院や薬局と違って、採用試験に筆記試験があり、大学受験や国家試験の受験を思い出す人も多いのではないでしょうか。そういった大学病院ならではの選考がある中、書類審査や面接といった他の職場でもある選考も行っています。

面接は最後に行われますが、結局のところ面接が最重要視されているのです。大学病院は医師・看護師など数多くのスタッフを抱えており、そういった違う職種の人たちとうまく連携していかなければなりません。そのため、協調性のある人物かどうかが問われるのです。

筆記試験に力を入れるのも良いですが、面接が最重要視されるということをしっかり頭に入れておき、面接対策も怠らないようにしましょう。

実務経験があれば有利かどうか

新卒しかとらないような大学病院もありますが、中途採用も行っている大学病院も見受けられます。中途採用は契約社員が多いですが、それでもキャリア形成・スキルアップのために大学病院で働いてみようという人も多いでしょう。

中途採用の際に気になるのが、実務経験が選考に有利になるのかどうかという点です。結論から述べると、実務経験が有利になる場合があります。出題される問題は薬剤部教授が作成していることが多いと述べましたが、その特徴からか、実務経験のある薬剤師向けの問題が出題されることもあるのです。

仕事をしている人間が作ると、どうしてもそういった傾向が生まれてしまいます。新卒の人からすれば迷惑な話かもしれませんが、実務経験があればそういった新卒の人が困るような問題にも対応できるので有利です。

中途でも、十分チャンスがあります。しっかりと対策をして、試験に臨みましょう。