新潟県の病院薬剤師、年収相場は450万円程度

新潟県の病院薬剤師の求人は全体数が少ないですが、その中で相場を出すとしたら、年収は450万円程度が相場であり平均です。新潟県の病院薬剤師の求人数ですが、2016年1月9日現在の薬キャリの公開求人数は18件です。マイナビ薬剤師が1件、リクナビ薬剤師が24件になっています。

その中で、多くの求人が500万円以上の年収を打ち出しているのです。350万円程度の求人もあるのですが、多くが500万円を超えているので、平均すると450万円程度になります。ただ、年収が600万円を超えるような求人は少ないですね。

高くても500万円と思っておきましょう。特に年収が高いのは、総合病院です。

新潟県の病院薬剤師求人傾向

とにかく休日重視

新潟県の病院は、とにかく休日を重視している傾向があります。年収を高めることでなく、休日日数の多さと年収とのバランスで人を集めているということですね。年収も450万円から500万円程度が可能で決して年収が低くはない求人で、年間休日日数が120日を越えていたりします。

薬キャリでは、18件中9件つまり求人の半分が年間休日日数を120日としているのです。リクナビだと24件中22件でほとんどが120日以上となっています。中には130日を越えるような求人も多いですね。

新潟県の病院に就職・転職を考えている人は、年間休日日数についてはあまり気にする必要はないでしょう。どう転んでも多く休めるということなので、比較的年収が高い方がいい・福利厚生が充実しているほうがいいなど、他の条件から探したほうが賢明です。

ほとんどの病院が託児所あり

新潟県の病院の求人を見ていると、そのほとんどが「託児所完備」としています。24時間対応可能の院内保育を行っているという求人はそこまで多くはないのですが、院内・院外問わず託児所があるという求人はかなり多いですね。

また、託児所はなくとも、ママさん薬剤師におすすめできるような求人が多いです。残業が無いというところも多いですし、産休・育休の取得実績があるところも非常に多くなっています。

アットホームな雰囲気で周りに溶け込みやすい職場も多く、地域密着型の病院も多いです。小児科や整形外科などは特にその傾向が強く、ママさん薬剤師にはおすすめですね。

土日休みのところも多い

新潟県の病院は、年間休日日数が多いということを述べましたが、土日休みのところもまた多くなっています。もちろん全員が毎週土日に休んでいれば病院が回らないので、ローテーション勤務になるところも多いです。

土日祝が完全に休診日になっているところもあります。そういう病院は、内科系の病院や小児科・整形外科・リハビリテーション科に多いです。また、以上に挙げた病院は地域密着型であることも多く、働きやすい職場も多くなっています。

整形外科・リハビリ科は特に福利厚生が充実

整形外科やリハビリ科は、他の科目の病院に比べて福利厚生が充実しているところが多いです。まずは休暇制度。年末年始休暇が5日間あるという病院や、夏季休暇とお盆休みを取ることができるという病院が多いです。

中には、バースデー休暇を1日取得できるところもあります。

また、職員医療費減免制度や、職員互助組織への入会、財形貯蓄や制服の貸し出しなどを行っている病院もありますね。中には職員向けのレクリエーションを行っているところもあるので、職場の中にも楽しみを見出せるようなところもあるかもしれません。

まとめ

新潟県の病院薬剤師の求人は、全体数がかなり少ないです。ただ、薬剤師の人数も少なく、病院薬剤師は特に不足傾向があるようです。そのため、競争率が低くなっており、採用を得るのは難しくはないでしょう。

新潟県の病院に就職・転職するのであれば、年間休日日数は保証されているようなものです。そこから探すよりは、最初に「給料」を条件にして求人を絞り込むと良いでしょう。年収が500万円になっているような求人を探します。

600万円にすると、かなり幅が狭まるので500万円あたりで絞っておくのが妥当です。そうしてから、その中でも休日日数が多いとか、福利厚生が充実しているとか、そういった条件でさらに絞込み、応募するというのがよさそうですね。