薬剤師の求人探し・ハロワと求人サイト、紹介会社比較

ハローワークや、求人サイト、薬剤師専門の転職サイト(薬剤師紹介会社)などが、転職などで薬剤師の求人を探すときの主な情報収集先です。

それぞれのメリットやデメリットを見比べて、自分にあった情報収集先を利用してみてください。

ハローワーク

就職・転職をする人の強い味方であるハローワーク(公共職業安定所)。雇用を確保することを目的としている機関です。厚生労働省が置いている行政機関であるということから安心感と信頼感がありますね。

薬剤師の求人を探すときにも利用できるハローワークのメリット・デメリットを見ていきましょう。

ハローワークは、人材を募集している企業側の採用コストがかかりません。これは企業目線でのメリットですが、そこから求職者側のメリットに発展させると、こうなります。

どれも採用コストがかからないからこそ生まれるメリットです。企業側としれば採用にコストがかかれば、面接でのふるい落としがとても重要になります。そこで確実に長期的に一生懸命働いてもらえる人を見つけなければ損をしてしまいますからね。

しかし、ハローワークのようにコストがかからないから「まあ、一度働いてみてもらうか」と軽い気持ちで採用をする企業も多い。そこで頑張ればそのまま雇ってもらえるでしょうし、そこで怠惰なところを見せてしまうと解雇されます。それでも、普通に頑張れる人からすればありがたい話です。

また、コストがかからないため、中小企業が活発にハローワークを使って求人を出しています。求人サイトや人材紹介会社などに広告を出すとお金がかかるので、あまりお金をかけられない企業や施設がハローワークを利用するわけです。そういった他に無い求人を拾えるのもハローワークのメリットと言えます。

ハローワークのデメリットは、本当にその企業が自分にあっているかどうかわからないということ。転職サイトを使った転職だと、マッチング機能があったり、コンサルタントのサポートによって安心して転職ができます。

ハローワークはそうではありません。求人条件はぴったりと自分の希望にマッチしていたけれど、実際働いてみると全く満たしていないじゃないかということもあります。もっとひどい場合は面接当日に先方が来なかったということもあるようです。

一般的に知られている求人サイトは、

などがありますね。これらはありとあらゆる職種の求人を集めているサイトです。ここを使うメリットは求人数が多いことと、単にサイト自体の認知度が高いということ。

逆にデメリットはというと、アルバイトと派遣の求人が圧倒的に多く、社員の求人が圧倒的に少ないということです。バイトを探すのなら「手早く就職できる」などのメリットがあるので良いと思うのですが、正社員を探すのであれば向いていません。

また、専門の薬剤師転職サイトに比べて薬剤師の求人はかなり少なくなっています。

できるだけ好条件の薬剤師募集を探す場合は、よほどの理由がない限り薬剤師転職サイトを利用するというのが良いでしょう。

などが、大手の薬剤師転職サイトです。いずれも登録することによって非公開求人の紹介を受けることができます。登録をせずとも公開求人であれば見ることが出来るサイトです。

メリットは以下の通りです。

非公開求人が多いというのは、先ほど挙げた３つのサイトだと特にそうです。それぞれ独自のパイプを持ってるので、独自の質の高い求人を確保することができるというわけですね。

転職コンサルタントによってマッチングしてもらえたり、面接対策などの各種相談にも乗ってもらえます。サイトによっては面接現場に同行してもらうこともできたりと、サポートは本当に手厚いです。職場が求人条件と一致しているかどうかもエージェントが審査しているので、安心ですね。

転職サイト特有のデメリットというのはあまりありませんが、電話やメールでコンサルタントとのやりとりが必要ですので、１人でどうしても求人探しをしたい人には向いていないでしょう。