宮城県で薬剤師を募集している病院の給料相場

平均年収は450万円程度

宮城県の病院薬剤師の求人は仙台市を中心に、年収の平均は450万円程度です。実際には500万円から550万円という求人が多くなっていますが、その分350万円から500万円と下限が低く設定されているような求人も多くなっています。

ただ、高年収求人と呼ばれるような、年収が600万円を超える求人は少ないです。全体的に500万円を超える求人が多くて年収が高い傾向があるのですが、高年収求人というほどではありませんね。

年収が高い求人はとことん高い

高年収求人と呼ばれる求人は少ないですが、そういった求人はとことん年収が高い傾向があります。だいたい、他の都道府県でも高年収求人はありますが、たいていは600万円までとしている求人です。

宮城県ではどうなっているのかと言うと、650万円を超える求人が多くなっています。中には700万円というような求人もあり、高額年収求人は600万円まででなく、600万円を超える求人が多い傾向があるのです。

600万円を超える求人は、そのほとんどが内科または精神科の病院になっています。どちらも入っている病院であることも多いですね。内科の入っている病院というとかなり範囲が広いので、この場合は「精神科の病院が高額年収が多い」ということになるでしょう。

福利厚生や休日の傾向

土日休みが多く、休日日数は少ない

宮城県の病院は、土日休みになっているところが多いです。これは病院自体が土日を休診日としているということですね。総合病院だと土日に休めないところも多いのですが、内科系病院や回復期リハビリテーション病院などが土日休みのところが多いです。

精神科も土日休みが多くなっています。

土日に休めるところが多いのですが、休日日数自体は全体的に少ないですね。年間100日を越えていると「多い方」と言えるような病院になります。ほとんどの病院が80日、90日の年間休日日数になっています。

土日に休みがあるけれども、それ以外での休みが少ないということですね。休暇制度が充実している病院もかなり少なく、長期休暇はほとんど無いと言っても良いでしょう。

総合病院は勉強熱心

総合病院の求人を見ていると、勉強会や研修をしっかりと行ってくれるようなところが多いです。医師会や歯科医師会・薬剤師・保健師など様々な医療従事者を集めて勉強会を行っている・講師活動を行っているというところもあります。

オープンカンファレンスを行っていたりもして、勉強熱心です。

また、宮城県の総合病院は与力があるところが多いようで、新卒の受け入れも積極的に行っています。そのため、施設内の研修制度など、教育体制が整っているところが多いです。

未経験・ブランクOKがほとんど

研修制度が整っているとは限りませんし、求人にもそういった記述は見られませんが、多くの求人が未経験・ブランクOKとしています。総合病院でなくても、病院未経験者を雇う体制が整っているということですね。

未経験・ブランクOKだからといって年収相場が下がるということはあまりないです。未経験OKというところでも450万円から500万円で受け入れているところが多いので、年収をしっかりと確保しながらも病院業務を学べます。

まとめ

宮城県の病院は、県内薬局で働いていた人や、調剤経験の無い薬剤師の転職・再就職に向いているかもしれません。未経験・ブランクのある人を受け入れるところがほとんどということもそうですが、未経験者などでも年収が比較的高いということからもそう言えます。

休日日数が少ない、福利厚生が充実していると言えるような病院が少ないのは気になるところですが、総合病院などしっかりとした研修制度がある病院が多いのは良いところと言えるでしょう。

宮城県の病院で就職・転職をするのであれば、まずは年収を条件にして探してみてもいいかもしれません。年収は低くはないのですが、高いところはとことん高いです。また、高いところが多くはないので、年収を第一条件にしていないと見逃してしまうでしょう。

休日日数は全体的にどうしても少ないので、最初から休日日数で絞り込むと良い求人があまり見つからないかもしれません。年収で探し、その中からさらに「休日日数」や「勉強会があるか」などで絞込むと良いでしょう。